揺動の幅がC2指標になる!?

こんにちは。

DRTマスターインストラクターで
オーソライズド1期の眞野寿基です。

偶然にも本日
三島の治療院開業
1周年の記念日です(笑)

ということで今回は

『揺動の幅がC2指標になる!?』

というテーマでお届けいたします。

この4月にはオンラインで
DRT史上最大の
バージョンアップが行われ、

『側頭骨モーションパルペーション』
~~~~~~~~~~~~~~~~~
が新公開されましたね。

実はこの記事を書いたのは
側頭骨モーパルを知る前だったのですが

とてもタイムリーな
記事になっていると思います。

というのも
『揺動の揺れ幅がC2指標になる!』
というテーマですので

もし、C2の検査に自信がない方は
是非試して頂きたいと思います。

では始めていきます。

DRTの施術は
“C2の指標側からリコイルする”
ことがキモになります。

自分もDRTを習い始めたころには
C2が取りづらくC3を触ってしまったりと

「こっちで合ってるのかな…?」

と、とても不安だったことを覚えています。

では、
指標と反対側からリコイルをしたら
どうなるでしょうか…?

少しだけ実験をしてみましたので、
紹介します。

今回行った実験では、

・C2の指標側からリコイル
・C2の指標と反対側からリコイル

の2パターンを行った時の
“揺動スタート時のリコイルの揺れ幅”
を比較してみました。

指標側と反対側…。

さて、あなたは
どちらの幅が大きくなると
思いますか?

・・・

・・

当然ですが
“指標側からのリコイル”の方が
揺れる幅が大きくなります。

なぜなら、

問題がある側の
~~~~~~~~
頸椎の椎骨はロックされている
~~~~~~~~~~~~~~

からです。

問題がない側は
比較的動きが出やすいのです。

この事から

『問題ある側(ロックしている側)
 から揺動すると揺れやすい』

という仮説が立つわけです。

この、仮説も踏まえて
患者さんに実験いたしましたが

今のところ該当率は
100パーセントでした。

ですので、
どちらか迷った時には

皆様もテストして
いただければと思います。

そして
ご意見も頂けると嬉しいです。

DRTにおける施術は
シンプルゆえに奥が深いです。

“これで出来たと思えば…”

「慢心」に値する。

“出来ていない時には…”

自ずと「精進」する。

まるで「修行」のようです。

当たり前に思うことでも
重要なことを
見落としたりもします。

視点を変えて違った側面を見ることも
大切なのではないでしょうか。

普段、上原先生がDVDや
セミナー、オンラインで
仰っている事や

各地域で行われている
勉強会で学んだ事を
日々の臨床に取り入れることは

大きな「気づき」が得られる
最大の学びだと思います。

今回も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。

DRTに関わる全ての人に
プラスになればこの上ないです。

ありがとうございます!
感謝致します。

眞野寿基

 

追伸

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眞野寿基(マノ カズキ)

現在、訪問施術主体で、鍼、灸、マッサージ院をしています。DRTは現在、保険診療において、難病の患者さんに良い変化を与える「治療の指標」となっております。身体の負担も少なく、効果が大きく出る!!患者さんにも好評であります!!!!