【質問返答】患者さん来院指導と治る仕組みの説明方法とは?

こんにちは、DRTアドバンス
インストラクターの中山賢一です。

前回のメールにY先生という方
から質問を頂きました。

その内容はこちらです。

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中山先生のメルマガとても
分かり易くためになりました。

質問ですが、

指標が改善している事が体が改善している事
という事を患者さんに上手に伝える
理解してもらうにはどういった事に
注意すればよいか?

DRT施術の3~6回目くらいまでの
通院間隔の提案をどのように(指標
をどのように目安にしているか)しているか?

などが知りたいので、これからの
メルマガで発信してもらえるとうれしです。

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ここまで↑

ということで、本日は
Y先生の質問に対する
私の考え方を皆様に
シェアしていきたいと思います。

では早速始めましょう。

まず一つ目の質問です。
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「指標が改善している事が
体が改善している事」

という事を患者さんに上手に伝え、
理解して頂くためには、どういった事に
注意すればよいか?
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まずは上原先生のやり方を
コピーしてください!

出来る人は上原先生が話しているそのまま
コピーが一番だと思います。

そのうえで私が意識してやっている
ことをお伝えしたいと思います。

私の場合は、

「まずは自分なりの理論で、患者さんが理解
できる言葉を使ってお伝えできるか」

という点で悩みました。

なぜなら私は理学療法系の施術を中心にやって
いましたから、

「DRTの治療理論を自分が心から
納得できていなかったのでそれが
患者さんにが伝わってしまう」

ということだったと思います。

そこから自分で納得できる
理由を勉強していきました。

それが私の今の患者説明に
なっております。

「指標が改善するとはどういうことが身体に起きているのか」

の私の説明内容は

歪みの改善→自律神経の問題の改善→血液循環の改善
→筋硬結の緩解→内臓機能の亢進→自然治癒力のアップ

このような形で施術前に大まかに
説明してしまいます。

そして、DRT施術後に
施術結果と照らし合わせながら
補足する患者様に理解して頂けます。

さらに、

指標は改善したが症状が
改善しないという場合も
あります。

その場合は、

・こわばりの症状はすぐ改善するが
傷や炎症は相応の治癒期間がかかること。

・慢性の症状は今までの生活習慣の
積み重ねがあるので時間が必要な事

これらを自信をもって
お伝えします。

さて、もしこちらをお読みの
先生で指標が全く改善しない

という先生は、

ご自分の三大指標の検査の技術。
DRT施術の技術を磨いてください。

2つ目の質問です。

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DRT施術の3~6回目くらいまでの
通院間隔の提案をどのようにしているか?
指標結果をどのように目安にしているか?

という質問です。

これは上原先生のやり方と
同じです。

「症状の改善度合い」と「指標の改善度合い」を
考えて通院指導致します。

私の院では初診時にどれくらいの
回数や期間がかかるのか、

ある程度予測して伝えておきます。

このとき痛みの改善をゴールに
するのではなく、

今後、患者さんがどのような
未来を描いておられるかで
施術計画を立ております。

そうすると症状の軽い人でも6~8回
ぐらいにはなります。
症状によっては半年以上の方もおられます。

最初からある程度の回数来ていただく
ことを前提にお話ししております。

来ない人は2回目から来ません(笑)

患者さんに2回目来ていただけ
れば、大体こちらが提案するように
来ていただけます。

2回目以降は来院時の症状の
変化をみながら通院間隔を
修正して提案していきます。

症状・指標ともに改善している人は
どんどん間隔をあけていきます。

症状は改善しているけど指標が
改善しにくい人は、

「油断すると再発する可能性があるので
しばらくこの間隔で来院してください」
と伝えます。

リピートのカギですが

「最初のゴール設定をどこに持っていき、
いかに患者さんに納得して頂けるか」

だと思っております。
初回が勝負だと思っております。

なので私の院では初診説明に
結構時間をかけております。

患者さんを説得せずに
深く納得させるには、

「自分が心から納得できる理論であるか」
「患者さんに理解できる言葉になっているか」

だと私は思っております。

あとは、、

ご自分の治療にかける思いを
患者さんに施術結果を通して示し
なぜ治ったのかを解り易く伝える
だけだと思います。

だから私の初診時の説明が
長くなります。

今回、自分の施術を振り返る内容を
質問して頂き、ありがとうございました。
感謝致します。

私もみなさんと一緒に進化して
いけるように頑張ってまいります。

ありがとうございました。

中山賢一