大きな変位で考える

脊椎の変位で大切なのは後方変位と側方変位だと言うことはすでに述べました

そのための検査も紹介しました。
それをふまえた上でここでは大きく脊柱がどう変位しているかについて理解して頂きます。

人間の体は大きく右と左どちらかに大きく傾いて変位します

同時に後方変位もするのです。
この大きな変位を調整していくことが大切です。
伏臥位の状態で右か左に大きく傾き正中線に対して大きく側方変位します。
これは見た目での歪みのことを言っているのではなく可動性での話です。
そのためにローリング検査などの検査をするのです。

人間の体は自由なモノですから色々な変位を起こします

しかしアジャストするときなのはこの全体的な大きな変位なのです。
つまり右と左のどちらに傾いているか?なのです。
ここでは背骨の大きな変位を診るための下肢の押圧検査を紹介します。

上原 宏(上原 宏)

昭和60年 按摩マッサージ指圧師免許所得(国家免許証番号第28480号)1986年開業。過去の患者数のべ13万人を超える臨床経験。治療家を目指した当初から上部頸椎カイロプラクティックをアメリカのシャーマン大学で本来なら4年かかるところを特別に半年間集中プログラムを受講することができ修了証も授与される上部頸椎治療の第一人者。