「伝える」より「引き出す」質問術がDRTの効果を高める

こんにちは!
東京品川区でグリーンオアシスという
整体院を営んでおります
中西葉子と申します。

DRTスーパーレィティブ1期
5年連続受講中です。

皆様、問診では
どのようなお話をされるでしょうか?

DRT施術の本質は、
身体の本来の働きを「引き出す」ことですが、

患者さんとのコミュニケーションも同じで、
「伝える」ことより
「引き出す」事が重要だと思います。

患者さんが、
「この治療院でしっかり通院しよう」
と思えるのは、

こちらが説明した時ではなく、
患者さん自身が自分の中から
「必要だ」と感じた時です。

DRT創始者である上原先生の治療に伺って、
「◯◯が痛くなりました。」とお伝えすると、
「どうして痛くなったのですか?」と聞かれます。

「どうして?」と聞かれると、
自分の生活や体の使い方を振り返って
考えるようになります。

その質問によって、
「自分に責任がある」という
気づきに繋がります。

ご自身に「自覚」して頂くことが
通院への意欲に繋がります。

上原先生は短時間の施術の中で、

ちょっとした言葉掛けによって
患者さんがしっかりと通院しようと
思って頂ける流れを作っていらっしゃるので、

常々凄いなあと感じています。

ここで患者さんに気づきを与える
質問の例をあげてみます。

1.「いつから痛くなりましたか?」

長く放置していた事に気づいて頂き、
継続して通う必要性を感じて頂きます。

2.「日常生活でどんな時に一番辛いですか?」

痛みの現実的な影響を認識して頂きます。

3.「今の状態がこのままだったら、
半年後はどうなっていそうですか?」

現状維持のリスクに気づいて頂きます。

4.「もしこの痛みがなかったら、
何ができるようになりたいですか?」

治療の目的を「前向きな目標」に置き換えます

5.「良くなったらどんな毎日を送りたいですか?」

健康の先にある「理想の未来」を思い描いて頂きます。

そして患者さんの答えに、

「なるほど、それはお辛かったですね」
「それは大変でしたね」

など、患者さんに安心感を
感じて頂ける言葉を添えます。

質問プラス安心感を与える
言葉掛けが信頼を生み、
患者さんが良くなるまで
しっかり通って下さいます。

質問術によって信頼関係を築き、
DRT施術をしっかり受けて頂く事で
患者さんの明るい未来を一緒に引き出していく事が
できると思います。

私の経験が少しでも
お役に立てれば光栄です。

ご精読ありがとうございました。

中西 葉子

中西葉子(なかにしようこ)

品川区旗の台にて、整体院「グリーンオアシス」を営んでおります中西葉子と申します。
上原先生、DRTと出会ってから新たな光を頂く事ができました。
DRTという素晴らしい技術はもちろん、上原先生から学ぶ哲学により、施術家としてのマインドも質の高いものになりました。
DRTは再現性に優れており、誰でもすぐに使う事ができます。
けれども使えば使う程、この手技の素晴らしさ、奥深さに驚かされます。
DRTは日々進化しています。
上原先生をはじめ協会のお仲間の先生方すべてがプラスのエネルギーに溢れており、それが何倍にもなって私自身にも降り注いでおります。
ぜひご一緒に喜びを共有していきましょう。