リピート率大幅アップ!DRTの効果を最大に伝えるトーク術とは?

みなさま、
いつもありがとうございます。

 

愛媛県松山市でさくら治療院を
させていただいています、
濵岡と申します。

 

上原先生の三大指標の
DVDが発売されましたね。

 

すでに御覧になられた方も
多いと思いますが、

予想以上に素晴らしい内容で、
とても参考になりました。

 

三大指標は検査法としても
非常に優れていますが、

患者さまとのコミュニティーツール
としても優れていると思います。

 

そこで、今回は私が
三大指標を行う際に取り入れている

簡単なトークと検査について
書いてみたいと思います。

 

あくまで私の場合になりますが、
このトークと検査を行うことで
患者さまのリピート率が大幅に増えました。

 

それは患者さまに

『三大指標の結果=なぜ身体が悪いのか』

『背骨(頚)を整えること
=DRTを行うことの必要性』

を伝え、理解していただける
からだと思います。

 

言うならば、
三大指標に繋げるための布石ですね。

 

トークも検査を行う流れも、
なるべくそのままで書いてみます。

 

よろしければ参考にして下さい。

 

初診の患者さまと
リピートされている患者さまでは
少し手順を変えているのですが、

共通して行っていることは、
『自分の姿勢がどれだけ悪いのか』
を伝えることです。

 

姿勢は患者さまの長年の
生活習慣の結果です。

 

これを上手に伝えることで、
患者さまの自分の身体に対する
意識は変わってくると思います。

 

伝えやすいのは、座位での検査時です。

 

ベッド(場合によってイス、地べた)に腰かけた時、

患者さまに声をかけてから、
姿勢をそっと正します。

 

(ただし、痛みが強い場合は
無理に行いません)

頭部が傾いていれば、まっすぐに。
背筋に歪みがあれば、まっすぐに。

 

観察すれば、
歪みはすぐにわかると思います。

 

「今、自然に座りましたよね?
わざと身体を曲げたりしてませんよね?

でも、(訂正した)この状態が、
実はまっすぐなんですよ」

 

こう伝えるとほとんどの人が
びっくりします。

 

身体が歪んでいることに
気づいていないからです。

 

「脳って錯覚を起こすんですよ。

自分ではまっすぐだと思っていても、
実際は身体が傾いたり歪んだり
しているんです。

(自分ではまっすぐと思っている)
基準が傾いてしまっていることで、
気づかないうちに身体に負担が
かかっている状態なんです」

 

それを伝えた後、
上原先生がおっしゃっている
背骨=大黒柱の話をします。

 

「背骨は家で言えば大黒柱なんですよ。

大黒柱が傾けば、家は傷みますし、
最後には壊れてしまいますよね?」

 

「背骨も同じで、背骨の中には
神経とかがいっぱい通っていて、

そこに支障が起これば、
当然身体に悪い影響が出るんです。

だから、背骨がこれ以上
傾いたりねじれないように、
つっかえ棒をしている状態が
肩や腰のコリなんです」

 

「拳をぎゅーって握った状態を
イメージして下さい。

筋肉が固まった状態が
長く続くと単純に疲れますし、

血管が細くなって
血の流れも悪くなります。

だから、痛みやしびれが
起こるんですよ」

 

ここで一息わざと空けてから、

 

「“だから”背骨や頚を整える
必要があるんですよ」

 

ちなみに頚も背骨も同じ背骨ですが、
患者さまにより理解しやすいため、
わざと別にして伝えています。

 

それらを伝えた後、
さらに伏臥位で検査をすると

 

検査の結果をより患者さまは
理解してくれます。

 

検査しながら、

「ここを触ると痛いですよね?

姿勢が悪かったり、
背骨や頚に歪みがあるので、

痛みが起こっているんです」

 

「“だから”あなたの身体は
悪いんですよ」

 

「“だから”治療することが
必要なんです」

 

そのことを患者さまに
身体を通して伝えることができます。

 

また、姿勢の歪みが原因であることを
先にそれとなく伝えることで、

 

治療後の姿勢指導も
真剣に聞いて下さります。

 

ご自分では気づかれていない
身体の状態をさりげなく指摘することで、

 

患者さまの意識は自分の身体へ、
治療することの必然性へと
気持ちが動いていきます。

 

だから、あなたの身体は悪い。

だから、治療が必要である。

だから、 DRTが有効である。

 

患者さまが無意識に持っている
『なぜ』に答えることで、

患者さまは納得し、それが
信頼やリピートに繋がると思います。

 

単純な方法かもしれませんが、
いろいろと模索検証した結果、

(今ところ)検査~治療の流れを遮らず、
効果的なトークができるので、
この形を私は採用しています。

 

(もっと効果的な方法を見つけたら、
また報告します。

『これでいいと慢心しては
そこで終わり』ですから!)

 

この座位の説明の時に、
話ながら患者さまに簡単な
ある検査をしているのですが、

トークだけでかなりの長さになったので、
次回にまた書こうと思います(笑)。

 

ちなみにトークに関しては、
DVDやセミナーも参考になりますが、
上原先生の過去のブログも
宝の山で必見です!

 

最後に、

私が行っている鉄板トークを
1つだけ書いてみます。

 

DRTは背中を揺らすだけの優しい刺激で
全身を劇的に変化させます。

 

しかし、もみほぐしなどを
経験している患者さまには
物足りなく感じたり、

 

本当に効果があるのかと
疑う方もいるかと思います。

 

なので、私は先に

 

「物事には、
何でも『適量』があるんですよ。

例えば、ものすごくよく効く
薬があるとします。

じゃあ、1錠飲んで
すごく効果があるから、

2錠3錠飲んだら2倍3倍治るかと言えば、
そうじゃないですよね」

 

「薬だったら副作用が出て、
かえって身体を悪くしてしまいます。

身体の刺激も同じで『適量』があって
それはみなさまが思ってるより、
ずっと弱くていいんですよ」

 

これを先に伝えておくと、
患者さまはすごく納得してくれます!

 

私が行っていることが、
少しでもみなさまの
参考になれば嬉しいです。

 

ご精読ありがとうございました。
感謝致します。

 

濵岡 俊一郎

 

追伸

 

濵岡先生のトーク術
参考になりますね。

 

さて、

2月15日には、
DRT月刊オンライン2月号が
公開されます。

 

今回の内容は・・・

最新版! 上部頸椎直接調整法です。

 

先日DRTベーシックセミナーで
より精度の高い
上部頸椎直接調整法を公開しました。

 

その映像を公開致します。

 

座位での第2頚椎横突起の触診も
バッチリ分かります。

 

うつ伏せも仰向けにもなれない
患者さんに使えば、
驚きの効果が出ます。

 

セミナー中の質疑応答の一部始終では
トーク術についても触れています。

 

まだ月刊DRTオンラインに
入ってない先生は、
こちらから詳細を御確認下さい。
↓↓↓

http://drt-uehara.com/monthly/