患者の信頼をガッチリ掴んで離さない”DRT検査の秘訣”
皆様こんにちは!
さいたま市の
マスターインストラクター
松苗です!
前回は指標検査について
書きました。
今回は私が行っている、
患者さんを安心させるために、
検査の時に意識していること
について話していこうと思います。
検査において、
私たち治療家が一番
気をつけなければいけないところは
「慣れすぎ」です。
上原先生の言葉をお借りすると、
「慢心」です。
DRTの検査は
C2、僧帽筋、下腿三頭筋の
3大指標を中心に行う
という流れができていますので、
始めたての方でもある程度は
比較的容易に習得することが
できます。
つまり「慣れる」ことができます。
しかし、
このシンプルな構造故に
「慣れすぎ」てしまうことが
起こってしまいます。
例えば、
説明もなしにいきなり
やり始めてしまう等です。
私は触る部位は必ず口に出して
伝えるようにしています。
「首触りますよ」
「肩を触っていきますね」
「ふくらはぎ触りますね」
このようにあらかじめ
何をするか伝えることによって、
ベッドに寝かされた、
まな板の上の鯉のような心境の
患者さんも安心します。
安心することで、
余計な筋緊張が緩み、
正確な検査ができるようになります。
いきなり触られると
嫌な方もいると思います。
施術者側は毎回指標を
触っていますから、
いつものことのように
検査をしてしまうのですが、
特に新患さんは初めてのことですから
不安なんですよね。
もちろん触る場所が合っているか
どうかということも重要ですから、
しっかり練習しておきましょう。
それから、
「追い検査」はやめたほうが良いです。
DRTは指標検査の圧痛が減っていれば
自然と主訴も変化していくというところが
キモになります。
これを施術前に
しっかりお伝えしましょう。
施術後に主訴に変化がなくても
自信を持って
「指標が良くなっていれば
大丈夫ですよ!」
と言い切るようにしましょう。
私もぎっくり腰の方などに
余計な可動検査をしてしまったがために
「まだ痛いです」
と言われてしまったことがあります。
これではせっかく指標検査で
築いた信頼感がぷっつり
立たれてしまいます。
治療法には様々な理論がありますが、
DRTはDRTの理論で
完結させるのが一番です。
この「慣れすぎ」状態と
「追い検査」に気をつけて
しっかり結果を出していきましょう!
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。
松苗将史
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松苗将史(松苗 将史)
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