私の失敗体験

こんにちは、
上原です。

今日は失敗体験という
テーマでお伝えしたい
と思います。

これをアップする事は、
恥ずかしいですね。

でも、皆様の多少でもお役に
立てれば喜んでアップ致します。

まず99%の失敗があるから
1%の成功に繋がると思います。

DRTを開発する事が
どれだけ大変だったか!

今もそう思います。

そして、DRTは更に
進歩しております。

約30年前の開業当初は
カイロプラクティックと
言う屋号では

東京都の電話帳で
30件ぐらいでした。

私は54歳の学年歳ですが、
カイロプラクティックは
それ位の知名度でした。

最初は下町で開業したので
それこそ重症の患者様
ばかりでした。

開業当初は、患者様が
来ないので、来て下さる
だけでありがたかったです。

もう本当に開業当初から
ずっと必死の状態が
今でも続いております!

よくこんな重症の人
ばかり来るなぁ~と

逃げ出したくなって
ました。

お陰様で、開業3ヶ月位から
軌道に乗り始めました。

当初は、まるで技術力など
ございません。

だって、上部頚椎しか
殆どわからなかったの
ですから。

でも、凄い!
と思います。

開業当初何もわからずに
やっていた事が

今でも十二分に通用します。

と言うか、

何故こんなに重症の人が
これだけ良くなるのだろう~?

と全くわかっていない
状態でした。

ですが、結果が出るので
口コミが凄かったです。

10年ぐらい前にホームページを
作るまで殆ど宣伝してませんでした。

お茶の水に移ってきて、
JRに看板を月6万で
出したぐらいです。

それも2年ぐらいで
やめました。

こんな事書くと全て
成功していると
思いますよね。

これ書いている、
99%は失敗してますから。

自慢出来る事が
たったこれだけ!

後の30年全て
失敗の連続です。

でも、私の凄いところは
失敗してもめげません!!

今もDRTは進歩し
続けております。

以前から私がDRTを
開発するに当たって
約束事がありました。

それは、

絶対に患者様を
この場で壊さない

と言う事です。

今思えば、この閃きって
凄いと思います。

正直やりすぎて
壊した事はございます。

でも、その場で

「やばい!」

って事は1、2度
ぐらいです。

それ以外は、

何故成功しないのか=良くならないのか?

ばかり考え実践して
おります。

だからDRTは治癒率が
高いのだと自負しております!

今も年に1回ぐらいある
失敗体験は、

「ぎっくり腰」

です。

当院にはぎっくり腰でも
体が曲がったぐらい重症の
患者様が多いです。

しかし、ぎっくり腰での
失敗は重症じゃない患者様で
失敗しちゃいます。

それは、

「それ程重症ではない」

とたかを括っている時に
おこります。

術後三大指標も全て
クリアーになって

うつ伏せの状態から

「起きてください」

と患者様に言った時に
起こります。

患者様が、

「あっ!まだ痛いです。」

「来た時よりは断然良く
 なってますが、まだ痛いです!」

ときっぱり言われます。

その時は、瞬時に

「失敗した」

と思います。

施術その他全て
良好なのです。

では、何が失敗だった
のでしょう?!

患者説明を失敗している
===========

のです。

「私は成功した!」
などと慢心するから
そうなるのです。

患者説明の重要さは
DRTを学んで頂いている
先生方には、何度も
ご説明しておりますが

流石の私もすぐに

”慢心する”

と言う癖があります。

それは一生の問題だと
腹を括る事です。

ですから常に自分を
律しております。

御精読ありがとうございます。
感謝致します。

DRTは、今も常に進歩して
いる施術法です。

DRTを御使い頂いている
先生方の更なるご発展を祈念致します。

先生がたも私と一緒に
頑張り続けましょう!

上原 宏(上原 宏)

昭和60年 按摩マッサージ指圧師免許所得(国家免許証番号第28480号)1986年開業。過去の患者数のべ13万人を超える臨床経験。治療家を目指した当初から上部頸椎カイロプラクティックをアメリカのシャーマン大学で本来なら4年かかるところを特別に半年間集中プログラムを受講することができ修了証も授与される上部頸椎治療の第一人者。