治療院経営のエンジンがDRTなら、ガソリンは○○だ
メルマガをお読みの皆様こんにちは。
今回執筆を担当させて頂く
スーパーレイティブ4期の
田中雅浩と申します。
私は開業から22年経ちましたが、
今でも
『重症患者さんを改善・完治させ、
その口コミ紹介で経営できる』
という誰もが憧れる治療院経営こそが
『王道』だと思っています。
そして治療院経営の
『王道』を走るエンジンとして、
DRTほど的確な治療法はない
と確信しています。
現在は治療院の競合も多いので、
さまざまな集客手法を用いて競争に勝ち、
院の成長を加速させることは大切な事です。
これは経営基盤を作る上で
絶対的に必要なことです。
とは言っても、
こちらから集客を仕掛けなくても
患者さんから、
「知人がとても良くなったと聞いたので、
私も是非治療お願いします」
という形で来てもらったほうが、
やりがいあると思うんです。
偏見かもしれませんけど、
チラシで来院する患者さんより
紹介で来院する患者さんの方が
礼儀正しいしやりやすいです(笑)
でも紹介だけで経営するとか、
紹介で何十人も来てもらうとなると、
なかなかハードル高いと思いますよね。
だって治って来なくなる患者さんを始め、
減っていく患者さんを
紹介だけで補完できるのか?って
誰しも考えると思いますから。
でも、紹介が生まれるような
治療が日々できていれば
「不調になれば必ず来院する人」
「定期検診で来院する人」
など、要は何かあれば
『再来院』する人も
どんどん増えていくんですよね。
そうすれば「新規+再来院」の合わせ技で、
減っていく患者さんを
補完できるだけでなく、
患者さんの信頼人数が累積した分、
少しづつ確実に発展していきます。
ちなみに私の治療院では
DRTのみで月の来院数が400人。
そして『治って卒業』や
『成果を待てなくて脱落』で
毎月40人の方が来なくなります。
その代わり
『再来院(1ヶ月以上空いて来院される方)
が30人』
+『新規10人』で
合計40人の方が来てくれます。
毎月40~50人の患者さんが
入れ替わりで増えたり減ったり
している計算になります。
そして新規10人の内、
紹介が平均すると9人。
紹介が9人って大した数字じゃないんですが、
DRTでは重症患者さんに対しては
「週に2回で10回は来てください」
で通院指導をすれば
1人あたりの来院回数が多いですから、
集客としては充分です。
しかもDRTは良くなる人を
量産できますからね。
日々しっかり成果を出せれば、
さらに紹介が生まれ
一旦当院から卒業した人も
再来院されるようになります。
こうやって日々一生懸命頑張ることで
信頼人数を累積し、
1人治療院規模ならば
『重症患者さんを改善・完治させて、
その口コミ紹介で経営できる』
は現実的に可能だと思います。
施術は
『医療として提供する』
という形にした方が、
治療家・患者さん双方に
成果が出やすいという業態です。
ところが過剰なマーケティングは
患者さんを『お客さん化』してしまい、
誰しもが苦手な横柄で
威圧的な患者さんなどを
呼びやすくしてしまう危険があります。
この様に苦手な患者さんばかりが増えると、
「患者さんが沢山になればなるほど
ストレスが溜まる」
という状況になり、来院数が増えてくると
モチベーションが落ちて、
自分で来院数を減らしてしまって、
また頑張るという
「アクセルとブレーキを同時に踏みながら、
高速道路を走る」
という治療院経営の隘路にはまります。
どうせ走るなら治療院経営の
『王道』を走りたいですよね。
DRTならばそれが可能です。
ただ
『重症患者さんを改善・完治させて、
その口コミ紹介で経営できる』
という『王道』を走るための
エンジンがDRTだとすると、
ガソリンは『やる気』なんです。
『やる気』で心を燃やしつつも、
謙虚で素直に過ごす。
『やる気』がなくなると、
面白いように来院数が落ちていきます。
そんな面白いことにならないよう、
共に頑張っていきましょう。
お読みいただき
ありがとうございます。
感謝いたします。
田中 雅浩
