“○○”と伝えるだけ！”Ｃ２座位直接法”上達テクニック

こんにちは！

北海道函館市、
プレオーソライザーの圖師です。

今回は何を書こうかと
考えていたときに、

タイミングよく
ご質問をいただきましたので
お応えいたします。

それでは、
質問内容を見ていきましょう。

「いつもお世話になっております。

　座位直接法を
　セミナーや仲間内の練習では
　上手くできるのですが、

　患者さん相手だと
　今ひとつ効果が実感できません。

　アドバイスいただければと思い
　ご質問させていただきました。

　よろしくお願いいたします。」

実は、私も以前は
この方と同じ悩みを持っていました。

ベーシック受講後しばらくは
Ｃ２座位直接法の効果が
安定しませんでした。

ですが、今ではコツをつかみ
難なく行えるようになりましたので

『Ｃ２座位直接調整法のコツ』

をお伝えしたいと思います。

～Ｃ２座位直接調整法ってなに？～

これはイスに座った状態で
直接Ｃ２にアプローチをして
ＤＲＴと同等の効果を出す方法です。

・うつ伏せができない
・仰向けができない
・揺らせない
・じっとしてられない幼児
・お腹のおおきな妊婦さん

などに有効です！

なお、Ｃ２座位直接調整法のやり方は
上原先生のベーシックセミナーでも指導していますし

DRT月刊オンラインでも映像で学べる
ようになっております。

ということで
本題に入ります。

ＤＲＴのＣ２座位直接調整法は

術者が患者さんの後頭骨と
前頭骨を保持しながら頭蓋骨の
動きを誘導していくものなのですが

術者の手が患者さんの頭に
触れていると、

・患者さんが脱力しきれない

・脱力できないから力が入ってしまい
　術者の誘導通りに動かせない

そんな事があります。

特に私のクライアントさんは
高齢の方が多いのでその傾向が
顕著に現れるのです。

しかし上原先生が行うと
ごく自然に見えますので

「自分も簡単にできる！」

と思うのですが

実際の患者さんでやると
とても難しい。

やはり上原先生は

“触れ方”
“動きの誘導”

に無駄がなく洗練されていて
同じように出来るようになるには
相当な練習が必要だと

実際の患者さんにやってみて
気が付くんですね。

そんな体験をした私が
どのようにＣ２座位直接調整法を
クリアすることが出来たのか？

その答えがコレです。

↓

いかに患者さんの頸部を
～～～～～～～～～～～
脱力させるか
～～～～～～

これが決め手でした。

もちろん、術者がＣ２横突起先端を
しっかり捉えていることが前提です。

やり方としては最初に患者さんに

頚部前屈→側屈をしてもらいます。

そして、患者さんには、

「私がこのように誘導するので
　力を抜いていてください」

とお伝えして

これからＣ２直接調整法で
頭がどのように誘導されるのかを
体感してもらうのです。

なぜなら…

初めてＣ２座位直接調整法を
受ける方は、

「何をされるのか？」
「どう動かせばいいのか？」

がまったく分かりません。

ですから

「事前にこう動かしますので
　こうして下さいね」

と、お伝えするだけで
力が抜けスムーズに
動かすことができるのです。

とくに緊張が強く
前額部に手をあてる際に
力が抜けない方であれば、

前額部の支え手を少し離した状態で

「首を曲げて、私の手に
　もたれ掛かってください」

と患者さんを誘導すれば、
スムーズに行えると思います。

たったこれだけの
お声掛けですが

とても効果的ですので
Ｃ２座位直接調整法が苦手な方は
是非、試しみてください。

最後までお読みいただき
ありがとうございました。

感謝いたします。

ＤＲＴ北海道上工の会

圖師　浩志

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圖師　浩志(ズシヒロシ)

訪問鍼灸マッサージと実費治療を行っています。DRTは1年前から治療で使っていて確かな効果を感じていましたが、さらに治療効果の精度を上げるため認定インストラクターセミナーを受講しました。この素晴らしい治療法を北海道に広めて行きたいと思います。函館だけでなく道内各地の出張セミナーなども開催予定なので、ご希望の方はHPからお気軽に御相談下さい。

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