今から話す失敗談の改善策を一緒に考えてください
皆さま、こんにちは。
東京都豊島区で「おおはま整体院」を
やっております濱田浩司と申します。
現在、スーパレイティブプログラムの
第2期に参加しています。
今回は、“あえて”
過去の失敗談を話したいと思います。
なぜかというと、
症例報告は、どうしても興味の観点から、
成功例など耳障りのいい事ばかり
になりがちです。
ですが、どの先生も背景には
数々のうまくいかない経験があって、
その土台の上に成功があるので、
失敗談の共有はとても大事です。
では、本題に入っていきます。
ぜひ
「自分なら、どう対応しただろうか?」
と、考えて読んでみてください。
さて今回の事例は
「首の痛み、手のしびれ」が
主訴の初診の方でした。
一度、整形外科にて
「頚椎ヘルニア」という診断を受けて
当院に来院しました。
しびれは立位や座位では、
それほど強くなかったので、
3大指標の検査後に普段通りに
うつ伏せにてリコイルを始めました。
すると、リコイル中に
少ししびれが出始めてきたとのことで
一度再確認を。
本人が強く訴えなかったので、
そのまま施術を継続しました。
自分としては痛みやしびれに対して
気をつけながらも、
「このまま続けて大丈夫」
と、判断してリコイルを
続行してしまったわけです。
ですが施術が終わると、
その患者さまは
腕を振って痛がる素ぶりを見せたのです。
立ち上がった時に軽くなったものの、
しびれがスタートより
強く出てしまいました。
つまり、3大指標が改善していても、
本人にとって納得できない状況に。
後付けで何を言っても寝耳に水でした。
これが私の失敗談です。
リピートに繋がらなかったのは
言うまでもありません。
ここからが本題の考察になります。
では、なぜ
このような状況になってしまったのか。
この失敗をどう活かすのかを考え、
振り返ってみます。
この失敗談には、大きく分けて
ポイントが3つあります。
■1つ目
私自身の経験不足と慢心です。
しびれが出ているにも関わらず
「DRTなら改善するのではないか、
このまま続けて大丈夫だろう」
という楽観的な考えがあり、
どこかに心の隙が出ていたと思います。
■2つ目
患者さまの施術を受ける姿勢です。
しびれが出た際はすぐに施術をやめて、
伏臥位のDRTではなく仰臥位または座位、
つまりしびれの出ない姿勢を考え
実行すれば良かったと反省しています。
ここも私自身がまだ経験が浅かったために、
すぐにその判断が出来ませんでした。
■3つ目
3つ目が最も大事だと痛感しています。
それは、DRTベッドを使えなかったことです。
当時は持っていなかったので
一般的な有孔ベッドで施術をしました。
もしDRTベッドだったら
ヘッドピースが上下に動くので、
伏臥位だとしてもしびれに対応できたと
確信し後悔しています。
以上3つが考えられる原因と改善策です。
DRTという手技が
何にでも対応してくれるわけではなく、
自分の診断ミスや判断ミスが根底にありました。
やはり「リスク管理」というものは
成功する上でものすごく大事になります。
まとめますと、患者さまのポジションや
姿勢はものすごく大事です。
それ以外に術者である自らの姿勢も同様です。
さらに施術時の姿勢だけでなく、
心の姿勢も大切であると痛感しました。
最後にDRTプレイヤーならば
オリジナルベッドは必須だと痛感しています。
今回の事例が少しでも
皆さまのご参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
感謝いたします。
濱田 浩司
濱田 浩司(はまだ こうじ)
【豊島区でDRTマスターインストラクターのいる院】
◎慢性的な肩凝り・腰痛・神経痛から、自律神経に伴う症状(頭痛・不眠・冷え など)に対応しています。
はじめまして。豊島区で鍼灸接骨院をやっております 濱田 浩司 と申します。
身体について何かお困りのことはありませんか。
わたくしはDRTというシンプルかつ奥が深い手技を最大限に活かして、皆さまの力になれるように誠心誠意対応させていただいております。
実はDRTは、この手段を使う人のエネルギーによって効果が変化してしまいます。
わたくしに任せていただければ、ご自身の備えている自然治癒力を呼び覚まして、自分自身で回復できる状態にすることが可能です。
ご自身や周りの方々で困っている方がいればお気軽にご相談ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
読んでいただきありがとうございます。
感謝いたします。
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