過呼吸・震え・動悸…原因不明の不調が変化した理由

メルマガをお読みの皆様
こんにちは。

エグゼクティブインストラクター
千葉県船橋市
坂口カイロプラクティック整体院の
坂口秀和です。

今回は、

「過呼吸・震え・動悸・めまい・吐き気」など
多彩な不定愁訴を抱えていた40代女性が、
徐々に安定していった症例をご紹介いたします。

この患者様は、
12年前からお母様の介護が始まり、
その頃から過呼吸の症状が出現。

さらに2〜3年前には肋間神経痛を発症し、
その後、全身状態は徐々に低下。

直近1年ほどは
「ほとんど寝て過ごしている状態」と
ご本人がおっしゃるほど、
日常生活にも大きな影響が出ていました。

加えて、

・震え・動悸・めまい・吐き気

などの症状も強く、
心療内科・整形外科に通院されていましたが、
大きな改善は感じられていなかったそうです。

初回来院時の印象は、

・表情の疲労感・声のトーンの低下・強い緊張状態

からも、
慢性的な交感神経優位が続いている状態でした。

検査では、

・三大指標の圧痛(下腿三頭筋・僧帽筋・第二頚椎)
・上部胸椎〜頚胸移行部の可動性低下
・円背姿勢と呼吸の浅さ

が顕著に見られました。

このようなケースでは、

局所の症状を追うのではなく、
「脊柱全体の動き」と「神経系の安定」を
取り戻すことが重要です。

そこで、
DRTのベーシックな施術を中心に、

・強い刺激を入れない
・背骨のゆらぎを整える
・神経系の過緊張を緩和する

という方針で進めました。

施術後、

・圧痛の軽減
・可動性の改善

が確認でき、

患者様からも
「呼吸がしやすい」
「身体が軽い」

という反応が得られました。

この症例で特に印象的だったのは、

症状は多岐にわたるにも関わらず、
身体の問題は非常にシンプルだった点です。

つまり、

・上部胸椎の硬さ
・頚胸移行部の緊張
・脊柱全体の可動性低下

これらが長期間続くことで、

・呼吸の浅さ・動悸・不安感・めまい・吐き気
といった不定愁訴に繋がっていた可能性があります。

もちろん、
すべてを筋骨格系だけで説明することはできません。

しかし本症例では、

脊柱機能の回復とともに、
症状が徐々に安定していったことから、

神経系への“機械的ストレス”が
大きく関与していたと考えられます。

施術を継続する中で、

まず
・頭痛・肩こり・首こり・腰痛が改善し、

その後

・動悸・めまい・吐き気・過呼吸

といった症状も
徐々に落ち着いていきました。

最終的に患者様からは

「病院に頻繁に通っていたのに行かなくなりました」
「背骨を揺らしているだけなのに不思議です」

というお言葉をいただきました。

これはDRTの本質を示しています。

つまり、

“治している”のではなく

脊柱の機能を整え、
神経系が過剰に反応しない状態を作ることで、

患者様自身の自然治癒力が
発揮された結果です。

長期のストレス、姿勢不良、呼吸の浅さ、
そして持続的な緊張状態。

これらが重なることで、
身体は常に“警戒モード”になります。

DRTは、
その状態を優しくリセットできる施術です。

また、不定愁訴の強い患者様ほど、

・安心感
・丁寧な説明
・強い刺激を避ける姿勢

が非常に重要です。

その意味でも、

DRTの「やさしさ」と「再現性」は
大きな価値があると感じています。

今回の症例のように、

「検査では異常がないが不調が続く」

そのような患者様に対して、
DRTができる役割は非常に大きいと
改めて実感いたしました。

同様の症状でお悩みの患者様を
担当されている先生方の
何かのヒントになれば幸いです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

坂口秀和(坂口秀和)