”1回で痛みを取る”という危険な落とし穴

 

こんにちは、
宮城県仙台市で

ジョイ・ハート整骨院の
院長をしています
遠藤幸一郎と申します。

 

2018年も、
どうぞよろしくお願いいたします。

 

先日、友人の治療家と
電話で話す機会がありました。

 

いつものごとく
世間話から始まり、
治療の話になりました。

 

その先生は
DRTをお使いではないのですが、
毎度、毎度、

「1回で痛み取れるから、
 患者さんが来なくなる」

「この方法だと
 すぐ症状が取れるから、
 やってみな」

「患者さんは、
 1回で治してもらうのを
 期待している」

というお話が大好きです。

 

仲が良い先生なので
私自身はいつも通り
聞き流す程度ですが、
(失礼ですね)

決まって最後は、

「それじゃ痛み取りだけの
 都合のいい治療院に
 なっちゃいますよ」

「痛みの本当の原因があることを
 患者さんにも教育しましょうよ」

「そんな考え方、
 15年前に終わっていますよ」

と相手は
経験豊富な年上の先生なのに、

身の程知らずの私は
遠慮なしに
発言させていただいています。

 

そんな失礼な私でも、
仲良くさせてもらっているので
とても有難いです。

 

こんな発言をするのは、
DRTを学ぶようになり
揺るぎない心掛けが
できているからです。

 

・主訴を追わない

・症状の一時的変化に惑わされない

・本当の結果が現れるには、
時間を経て
様々な経過を辿ることが必要

・患者さんの症状が治るのは、
施術で取り除かれるわけではなく、
患者さんの体の中で行われる
治癒作業の賜物であること

 

体の中の筋肉や内臓などの
細胞が入れ替わるサイクルを
考えれば、

本質的な原因や不調は、
その場で変化するものでないことが
おわかりになると思います。

 

確かに、DRTの即効性に
患者さん自身も驚かれるケースは
多々あります。

 

けれども、必ず、

「これは一時的な変化で
 本当に良くなった状態では
 ないですよ」

とお伝えします。

 

また、当院では初診時に
一ヶ月毎に
治療の進捗を確かめるという
計画を立てます。

 

ですから治療直後に、

「腰はどうですか?」

なんて聞くことはしません。

 

そんな質問をすると、
患者さんも治療直後に

何かしらの変化がないと
おかしいのかなと
思ってしまいますよね。

 

あくまで我々は
患者さんの不調の原因を
取り除くための調整を毎回行い、

体に定着させる作業をするのが
役目だと思います。

 

その場限りの
「痛み取り」を求めるのは、
強力な麻酔薬に
対抗するようなものですよね。

 

その場凌ぎの
「痛み取り」ではなく、

痛みの出にくい体、
出たとしても、寝れば治る体に
引き上げることが必要です。

 

そして、
良い姿勢の習慣と共に
背骨と自然治癒力の関係を

知っていただくことが
大事なのではないでしょうか。

 

ちなみに、この先生は
DRTにご興味があり、
近々仙台まで
いらっしゃるようなので、

みっちりお話を
させていただこうと考えています。

 

当然、
上原先生のセミナー参加を勧め、
やがてはDRT仲間に
引き込もうと考えています(笑)

 

最後まで、
お読みいただき
ありがとうございます。

 

感謝いたします。

 

遠藤幸一郎

 

追伸

 

遠藤先生、素晴らしい
体験談をありがとうございました。

 

昨日は2018年初の
第19期DRTベーシックセミナーでした。

 

ご参加の先生はDRTを使って
まだ3月~半年くらいなのに、

・脊柱管狭窄症患者さんの痛みを
激減できた

・変形性膝関節症の患者さんが
正座できるかで改善した

・クローン病の患者さんの
腸の狭窄やポリープが激減し、
医者を驚かせた

など、素晴らしい臨床結果を
出されておりました。

自然治癒力が発動し
症状が治癒していくことを
患者様にいかに伝えるか?

 

遠藤先生が言われるように、
こうした患者様へのアドバイスが
一番重要な治療となるのは
間違いありません。

 

「じゃあ何といえばいいの?」

「ケーススタディはあるの?」

 

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遠藤幸一郎(エンドウコウイチロウ)

今までは様々な勉強会などで学んだ治療テクニックを「足し算」していくことばかりでしたが、DRTと出会い上原先生から学んで以降は思考がガラッと変わりました。
自分が目指していた、術者にも患者にも利益をもたらす「治療の的確・集中化」はDRTにありました。
過去の余分なものを「引き算」し、治療はシンプル・短時間であるほど効果を上げるということがDRTのおかげで実感できました。
また、セミナーやオンラインで学ぶ度に大きな収穫になったのがDRT独自の指標です。施術効果の確認が大きな役割であるのと同時に、患者さん本人が気づかない体の問題点をクローズアップできることが専門家としての立場を強固なものにしていると考えています。
DRTは人生の支えとなる背骨を年齢問わず、一生にわたってケアできる最高の治療だと言えます。また、上原先生が仰る一般家庭に根付くレベルまで普及させることで、DRTにかかわる治療家の更なる地位向上になるのではないでしょうか。
この深遠なるDRTという治療と考え方を自分も微力ながら啓蒙、普及の一助を担えるよう努力したいと思います。
DRTにかかわる全ての人に幸福がもたらされることを願っています。
常に進化し続けるDRT。上原先生と同じ時代を生きられ、学べるというということに感謝致します。