なぜDRTは患者に共感してはいけないのか?

こんにちは!

 

北海道函館市、
マスターインストラクターの
圖師です。

 

本日は、

「なぜDRTは患者に
 共感してはいけないのか?」

というテーマでお伝えします。

 

DRTと出会い、
そろそろ4年半になります。

 

メルマガにも以前書きましたが、、、

 

DVDが発売されたのが
東京から函館に引っ越す直前であり、

移転先での仕事も
決まっていませんでしたので
セミナーに出ることができませんでした。

 

移転して一年後に開業。

 

そこから3ヵ月で
軌道に乗せることができたのは、

 

今考えれば、
とにかく早くセミナーに出たい
という想いがあったからでしょう。

 

私はDRTを習い始めてから、
今まで避けてきたことや苦手であった事にも
チャレンジすることにしました。

第2回DRT研究発表会のときは
ベーシックインストラクターでしたが、
発表者に手を挙げたのも
ひとつのチャレンジです。

 

アドバンスインストラクターになって
すぐ始めたセミナーや勉強会もそうでした。

 

インストラクターの先生で、
まだセミナーや勉強会をしてない方は、
ぜひ行うことをお勧めします。

 

テクニックだけでなく
患者さんへの対応も含め
確実に腕が上がります(‘ω’)ノ

 

仲間内で勉強会をされているのなら
交代で先生役を行うのも
良いかも知れません。

 

こうしてメルマガを
書かせて頂いているのも
チャレンジです。

 

数えてみると、
このメルマガで20本目でした。

 

毎週書かれている
上原先生の真似はとてもできませんが、

今まで一回も落とさなかったことは
褒めてあげようかなと(笑)

 

前置きが長くなりました。
本題に入りますね。

 

さて、先生は施術者の

「同情と共感」

についてどう考えていますか?

 

解釈は様々ありますが、
ここでは、DRTの
「同情と共感」について
書いてみます。

 

ご存知とは思いますが、
DRTでは次のように考えています。

 

・底なし沼に落ちて溺れている人を、
 自分も底なし沼に飛び込み
 助けようとして共に溺れてしまうのが「共感」

・自分は岸で安全を確保し、
 ロープを投げて確実に相手を
 引っ張り上げるのが「同情」

 

ですから

術者は同情はしてもよいが
共感してはいけないというのが
上原先生の教えですよね。

 

このDRTの
同情と共感の話を聞いたとき、
私は半分だけ納得しました。

 

半分というのは、、、

 

一般の患者さんでゴールを示し、
導くことができる方に対しては

「その通り」

と納得しましたが、

訪問マッサージでは、
パーキンソン病や脊髄小脳変性症などの
進行性の病気の方を長くみることが多いです。

 

施術の効果はもちろん感じていますが、
安定していた体調が一気に悪くなることも
しばしば経験します。

 

このように

「改善」というゴールの見えない患者さんには、
やはり共感も必要ではないかと
考えていたのです。

 

ひょっとしたら、
同じように考えている方も
いらっしゃるかもしれませんね。

 

しかし、今は考えが変わりました。

 

共感でなく同情するのは、
施術者の心身を守るためでもありますが、

自分にできることを
常に100%出すためには、
自分自身をしっかりと
保っていなければなりません。

 

患者さんに共感する方は、
患者さんに寄り添う
素晴らしい先生に見えますが、

底なし沼で一緒にもがいてしまったら
100%の力は出し切れないのでは
ないでしょうか?

 

介護の勉強をしていたとき、
学校の先生方は「共感」と
常に言われていました。

 

でも、その中で

ベテラン看護師である
一人の先生だけが、

「心は熱く、されど醒めた頭で」

と教えてくれました。

 

いまはその意味がよくわかります。

 

今回はとりとめのない話でしたが、
施術をしていて迷うことがあれば
思い出してみてください。

 

これからDRTを使って
更なる飛躍を目指す初心者の先生方に
何か感じていただけたなら幸いです。

 

本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました。

 

感謝いたしますm(__)m

 

DRT函館「上工の会」
圖師 浩志

 

追伸

 

先日予告しました
第24期DRTベーシックセミナーの
開催日について変更がございました。

 

他のセミナーと重なってしまい
ベッド数が足りないことが発覚しまして

 

開催日を

 

2018年10月28日(日)
2018年11月25日(日)

 

に変更させていただくこと
となりました。

 

既に32名の先生から、
先行予約を頂いておりますので

本日順次、
本申込のご連絡をさせて頂きます。

 

その結果、もし席に空きが
でましたら、DRTメルマガのほうで
ご案内させていただきます。

 

何卒宜しくお願い致します。

 

追々伸

(先生へのお願いです)

 

先生も
実感されているかもしれませんが…

 

DRTは今ものすごいスピードで
日本全国の治療家の先生方に
拡がってます。

 

ここまで普及できたのは、

「DRTっていうスゴイ
治療法があるらしいよ!」

という、先生方の
クチコミのお陰です。

 

このDRTを、
お知り合いの先生にも
教えてあげたいときには、

ぜひDRTの無料動画セミナーを
紹介してくださいね。

↓↓↓
▼DRT無料動画セミナー
https://webinarsystem.jp/webinar/drt?utm_source=MailMagazine

※完全無料でDRTを学んでいただけます

圖師 浩志(ズシ ヒロシ)

訪問鍼灸マッサージと実費治療を行っています。DRTは1年前から治療で使っていて確かな効果を感じていましたが、さらに治療効果の精度を上げるため認定インストラクターセミナーを受講しました。この素晴らしい治療法を北海道に広めて行きたいと思います。函館だけでなく道内各地の出張セミナーなども開催予定なので、ご希望の方はHPからお気軽に御相談下さい。