【画像アリ】側湾症ってどっち側から揺らすの?!

こんにちは。

マスターインストラクター、
オーソライズド3期の松本悟です。

静岡県静岡市で
美健堂整体院を営んでおります。

今回は、

『【画像アリ】
 側湾症ってどっち側から揺らすの?!』

というテーマで
お伝えしていこうと思います。

DRTで重症患者様にも
対応できるようになったおかげで、

コロナ下においても
痛みに苦しむ新規患者様が
絶えずお越しになられました。

そんな中、
30年以上側弯症に苦しんでいる
K様がご来院されました。

初診時には
背骨が大きく左側に曲がった状態で
とても辛そうにされており、

病院や治療院など
30か所以上に通った結果
全く改善されなかったとのこと。

私は、

「こんなに大きく曲がって出っ張った
 背骨をどこまで伸ばせるだろうか?」

と考えたのですが…。

実はこの考えこそが
大きな間違いでした。

なぜなら曲がった背骨を伸ばそうと
考えている時点でダメなのです。

実は私は今まで
側弯症を改善するためには

背骨の湾曲した側で
固まっている脊柱起立筋などの
筋肉を緩めるか、

湾曲した側から背骨を動かして
真っすぐにしていけばいいと
考えておりました。

C2検査も左でしたので
そして伏臥位で湾曲側(左)から
リコイルをしたのです。

※思い込みがあったのかもしれません。

ですが、
K様の湾曲している部分の背骨は
際まで起立筋が骨化したような固さで、

背骨と一体化しており
背骨だけを触るのが困難でした。

上原先生からは

「C2の圧痛側からリコイルする」

と習っておりましたが、
私は心のどこかで

「出っ張っている骨を動かして
 真っすぐに戻そう…」

と思ってしまっていたのです。

そんな考えで
施術をしたのですが、

調整後はかなり曲がりが
緩和されていました。

そしてK様にも
喜んでいただけたので

「良かったなぁ~」

なんて思っておりました。

ところがこの考えが
大きな勘違いでした。

初回のC2検査で
圧痛が出たのは左だったのですが、

なんと2回目の検査では
右になっていたのです。

右に圧痛が出た場合は
背骨を右側からリコイルするのですが、

側弯した部分は
凹側から凸側に押すことになります。

一見、凸を戻すどころか
更に凸にしてしまう様になります。

ですが、指標を信じて
リコイルをいたしました。

すると
T1までリコイルが終わった後、

初回の調整後よりも
さらに真っすぐに近づいたのです!

こちらがビフォアフ画像です。

 ↓↓

3回目の検査も
C2圧痛は右でした。

リコイルする前に
湾曲している背骨左側の起立筋を確認すると、

初回の骨化した状態から
かなり柔らかくなっていました。

さらに右側からでもハッキリと
背骨の際が確認できました。

C2の圧痛が右だったので
湾曲側からリコイルをしているなかで

「あぁ!
 上原先生が仰っていたことは
 こういうことか!」

とやっと腑に落ちました。

曲がった椎骨の一つ一つを
リコイルで伸ばそうとしては
いけないということです。

リコイルは動きが悪くなったドアの蝶番に
油をさして動きやすくすることと
同じ感覚なのだと分かったのです。

背骨全体をひとつのユニットとして捉え、
全体をユラユラ揺らして
動きやすくすることが大切なんです。

そして今更ですが、
背骨を動きやすくする最終目的は

C2のズレを調整することであると
改めて実感することができました。

側弯症でも他の症状同様に、
C2のズレを調整することに
意識を集中することが重要です。

それにより
自然治癒力がONになり、

いい姿勢を保つことができれば
自然治癒力が持続されます。

そして
自然治癒力が持続されれば、

睡眠を取る毎に
背骨の側湾側の起立筋の緊張が緩み、

背骨の側湾側に引っ張られなくなるので
真っすぐに戻りやすくなるわけです。

この一連のサイクルが
他の全症状にも当てはまることが
再確認できました。

DRTを手技の中心にすると、
今まででは対応出来なかったような
重症患者様がどんどん増えて行きます。

そして、
どんな重症患者様が来院されても

この一連のサイクルを分かっていれば
恐れることはございません。

今までに治療院でたらい回しで
改善しなかったという患者様が、
どんどん改善されていくのです。

いかなる時も、
主訴に囚われてはいけないと
いうことです。

DRTは、本当に奥が深いです。

私自身まだまだ分かって
いないことだらけです。

慢心しないように、
多くの患者様に貢献できるよう
精進していきます。

今回の内容が
DRT携わる先生方にとって
少しでもお役に立てれば幸いです。

最後までご精読いただき、
ありがとうございます。

感謝いたします。

松本 悟

 

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松本悟(まつもとさとる)

患者様に効果が高く、時短できる方法を模索する中で、お茶の水カイロプラクティックで上原先生の施術を受けてから運命が変わりました。
今起こっている慢性的な症状の多くは、自らの今までの習慣により作られたその方ご自身の責任。「そうか!」と気がついていい姿勢を取ろうとしても、背骨や筋肉が固まっていい姿勢が取れない。
DRTでいい姿勢を取りやすくしてあげる。患者さん自身がいい姿勢を取り続ける。いい姿勢がいい習慣になって完治。いい考え方がいい習慣になっていい人生になる。
上原先生のDRT哲学は人生そのものです。
私と縁した方々がいい人生になるように、成長し続けます。