【画像アリ】たった3秒でリコイルが上達する方法が↓コレ

みなさま、
いつもありがとうございます。

愛媛県松山市でさくら治療院を
させていただいています、

DRT認定マスターインストラクターの
濱岡俊一郎です。

本日は

『【画像アリ】たった3秒で
 リコイルが上達する方法が↓コレ』

というテーマでお届けします。

今回はリコイルを行う際、

初心者の方が陥りやすい
ポジショニング、つまり、身体の使い方
について書いてみたいと思います。

文章でお伝えする関係上、
細かな点が伝わらずに誤った方法を
伝えてもいけませんので
なるべくシンプルにまとめました。

参考程度にご精読下さい。

リコイルを正しく行うためには、
患者様だけでなく施術者の
身体のバランスも大切になります。

施術者の身体のバランスが悪いと
身体に不必要な力が入ってしまい、

当たり前ですが
患者様に心地よい刺激を送ることが
できなくなってしまいます。

そして
リコイルが苦手な先生は

「ついつい上から押さえる力が
 強くなってしまう
 (P to A が強すぎる)」

「背骨の上を滑ってしまう」

「LOD(ライン・オブ・ドライブ)が
 どの角度に効いているかわからない」

そんなお悩みを
抱えているんですよね。

では、
なぜP to Aが強くなるのか?
そして、リコイルが滑るのか?

理由は様々ですが、

シンプルな理由として
施術者が力んでリコイルを
行っているからなんです。

もちろん、

「力を抜こう…!」

と精一杯されていると思います。

ですが、
気が付くと肩に力が入ってしまい
リコイルの途中で疲れて
上手くいかなくなっているんですよね。

そんな方の問題点は
“肘の方向”に
あるのかもしれません。

リコイルする際に
ご自身の肘(肘頭)が

・横を向いているのか
・下を向いているのか

これを注意して
確認してみて下さい。

“肘が横を向く”とは、
単純に言えば肘がグッと
横に張っている状態です。

すると、
肩に力が入りやすく
患者様と接触部する手のひらに
力が入りにくくなるんですよね。

では、どうして
“肘が横を向く”と
力が入りやすくなるのか?

まず、腕の構造として
肘関節の上には上腕骨があり、
上腕骨は肩関節に繋がっております。

ですから、
肘頭が横を向くと
上腕骨が持ち上がったまま固まり、

肩関節は下から突き上げられるため
肩が持ち上がります。

すると文字通り
“肩肘を張っている”状態になり、

身体に無駄な力が
入ってしまうようになります。

そして当然ですが、
肩甲骨の可動も制限されます。

この状態では
ご自身が力んでいる
自覚のあるなしに関わらず、

手をスムーズに動かすことが
難しくなります。

患者様に触れている手のひらも
肘が横を向いてしまうと構造的に
接触面に対して小指側が浮くので、

“ベチャッ”と貼りつくように
圧着できなくなります。

つまり、

・肘が横を向く
・肩が上がる
・肩甲骨が固まる
・小指側が浮く

この状態になると
押さえつける力が強くなったり
リコイルが滑ったりするわけです。

特に男性の方は筋肉に頼り、
力強くリコイルしようとするため
その傾向が強いように思います。

そして女性の方も、
力強くしようとして腕力に頼ると
リコイルが難しくなります。

そこで今回は
3秒で横に向いた肘を改善して
力まないリコイルができるようになる
簡単な方法をご紹介します!

【1】
肘を伸ばして手のひらを下に向ける。

【2】
そのまま両手を向かい合わせる。
(大きく前にならえ、のポーズ)

【3】
そのまま肘を引く。
(小さく前にならえ、のポーズ)

【4】
両手を下に向ける。

このように行うと
肘頭は自然と下に向くので、
肩肘が張っていない状態になります。

そしてその態勢のまま患者様の
お身体に触れて下さい。

ファーストタッチを力まずに行えるので、
心地よいリコイルがしやすくなります。

慣れてくると、
【1】~【4】の手順をしなくても
簡単にできるようになります。

肘を曲げるリコイルも、
肘を伸ばすリコイルも肘の向きは同じです

最後に、
初心的な意味合いになりますが、

LODの角度は患者様の身体に対する
“肘から前腕の傾斜の角度”が
患者様に浸透する角度です。

少し難しくお伝えするなら、

“揺らす”とは
~~~~~~
押すことと引くことですので、
~~~~~~~~~~~~~~

肘は伸びて縮む運動をしています。

そのため、
肘が傾斜する角度に沿って
力は浸透します。

このことを意識して
患者様の体型や背骨の固さに応じて
リコイルするといいかもしれません。

(ベテランの先生方はこれ以外でも
 LODの角度を調整されています。)

今回の内容が、
先生の参考になれば嬉しいです。

ご精読ありがとうございました。

感謝致します。

濱岡俊一郎

 

追伸

いよいよ今週末の12/20(日)は
DRT研究発表会の開催となります。

今年の発表される精鋭の先生方は
どんな発表で私たちを
驚かせてくれるのでしょうか?

もちろん、
今回ご参加いただけない先生も
ご安心ください。

全ての発表は月刊DRTオンラインにて
映像で丸ごとご覧いただけます!

乞うご期待くださいね。

 

追々伸
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