起立性低血圧の治療のコツ
起立性低血圧とは思春期に起こる疾患で
朝起きられない
起きると頭痛がしておさまらない
吐き気がする
という症状で学校に行けない、
学校を休みがちな割に午後になると
平気な顔をして過ごしているので一昔前は「怠け病」と言われていました。
私はこの「起立性低血圧」のお子さんを多く診て、
ある程度の「法則」を見出したので報告したいと思います。
「起立性低血圧」は血圧のコントロールが
できないために起こっている疾患です。
と言うことは心臓の自律神経を
コントロールできていないために起こっている疾患だと判断しています。
私は、起立性低血圧はそもそも
心臓の自律神経失調症と捉えています。
心臓の自律神経が弱っているために
大切な脳や内臓に血流が行かないために頭痛がしたり、
吐き気がしたりしています。
ということで一番の治療法はDRTなんです。
特に胸椎1番、2番の心臓の
自律神経が出ているところを正常に戻すことなんです。
そうすることによって血圧の調整が
正常になって起立性低血圧の
早期の改善が見込まれるわけです。
【それでも回復しない場合】
順調にいけば
「学校に午前中から行けるようになれました!」
「部活動も行えています!」
との嬉しい報告も聞けると思うのです。
しかしながら実際にはある程度の割合で
「改善してません」
というお子さんがいるのです。
三大指標もクリアーしているのに
「それはおかしいですね」
というわけにもいかないので
少し考えて質問してみました。
「頭痛は午前中に治りますか?」
「吐き気は食事後ですか?」
その中でも特に
「いつ体を起こしていますか?」
を重要視しています。
その質問の答えに大概の保護者さんは
「朝起きられないと今後困るので
子供が眠そうだけど無理やり起こしています」
なんです。
それでお子さんに質問するのです。
「その時起こされてどうですか?」
すると
「凄く頭も痛いし気持ち悪いです」
こうやって無理やり起こされるお子さんは
午前中でおさまるはずの起立性低血圧にも
かかわらず夕方まで頭痛がしたり、
吐き気がおさまらなかったらしています。
ここから判断するに
「親御さんの余計な親切心のために
早く起こされたお子さんの
起立性低血圧は治りが悪い」
ということです。
親御さんは
「少しでも早く起こして学校に行かせたい」
「不登校にしたくない」
との心持ちでまだ起立性低血圧の
お子さんの身体的準備が整わないうちに
無理やり起こしています。
そうすることで午前中で
おさまるはずの頭痛が夕方まで伸びているのです。
起立性低血圧に「頑張る」は必要ないのです。
とりあえずDRTで治療をして、
三大指標をクリアーにして残っている症状に対しては
「何か間違っていることをしているんだな」
ということで、それを探すのも面白いと思います♪
宮島信広()
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