【Let’s考察!】DRTが自律神経システムに与える好影響<映像あり>
こんにちは、
DRTアドバンスインストラクター
の中山です。
日本全国で梅雨が始まり
ましたね。
私の住む石川県も
今日は曇り空が広がって
います。
雨の日など天候がすぐれない時
というのは、
自律神経に対してダイレクトに
影響を与えます。
ということで、
本日お届けするテーマは
【Let’s考察!】
DRTが自律神経システムに
与える好影響
と題しまして
DRTの治療理論として
自律神経の影響について自分の考えを
述べてみます。
DRTの治療理論を語る上で
この自律神経の影響は
外せないと思います。
自律神経の働きは皆さん知って
おられると思います。
DRTで僧帽筋、胸鎖乳突筋が緩む理由を
副神経(副交感神経)の影響とするならば、
その他の神経はどうなのか?
これはDRTの施術結果から考える
と見えてくると思います。
まず筋肉や関節が緩みます。
そして内臓疾患も良くなる方が
多いので内臓機能の改善も考えられます。
実際に内臓の指標を確認したのち
DRTをおこなうと、
内臓の指標が改善されることが多いです。
ではどうして緩むのでしょうか?
内臓疾患が改善するということは
内臓の環境・状態・機能が改善する
ことだと思います。
そのためには
・内臓周囲の組織の柔軟性があり、
圧迫されていないこと
・内臓への血液循環が良くなり、
酸素や栄養が内臓に届くこと
・内臓の状態が良くなり働きが改善
することが必要です。
実際に変化が出ることから考えると
体性―内臓反射ということもあるかと思います。
また神経系で考えると副神経以外の脳神経にも
影響していると考えられます。
末梢交感神経系や迷走神経や
骨盤神経(末梢副交感神経系)に作用すると
内臓機能に変化が出ると思われます。
【なぜそのような事が起こるのか?そのメカニズムとは?】
・背骨を揺らすことにより緩むのか?
(末梢自律神経系への作用?)
・心地いいから緩むのか?
(中枢自律神経系への作用?)
・皮膚反射として緩むのか
(体性‐内臓反射?)
色々考えてみると面白いと思います。
ですがこの辺はあまり深く考え
なくても結果はでます。(笑)
【どうやったらより結果が出やすいか?】
実際はこちらの方が重要ですよね。
やはり
・心地いい強さ
・リズム
・LODの方向
が大事だと思います。
身体の防御反射を起こさない
ように揺らすには
これらがすごく重要です。
強いと防御反射が働き身体はこわばり、
交感神経は優位になります。
そして効果は出ないばかりか、
壊してしまうこともある。
となると微圧とならざるを
得ないと思います。
微圧だと背骨を揺らすことで
筋肉を緩めるというよりも、
背骨を揺らして背骨(の関節)を緩め、
自律神経や脳脊髄液の流れに影響を与える、
と考えた方がより効果が出しやすく
自分では思っております。
(背骨と喧嘩せず、背骨と会話する?)
そしてもう一つ
治療家が力んでいると患者さんの
力も抜けません。
なかなか患者さんの力が抜けない場合は、
この辺も気を付けてみるといいと思います。
最後に
これら出来るとさらに次の段階へ
進めます。
どういう段階かはマスターセミナーを受けると
上原先生が教えてくれます。(笑)
ここまでお読み頂きありがとうございました。
感謝致します。
【編集後記】映像あります!
今回のテーマは、
2015年のDRT研究発表会で
宮坂仁先生の発表に刺激され、
DRT理論を自分なりに
考察した内容となります。
(宮坂先生、感謝します。)
宮坂先生の発表はこちらから
ご覧頂けます。
↓↓↓
https://drt-japan.com/wprs/all-drt/index1.html
中山賢一
追伸
6月15日水曜日は
DRT月間オンライン6月号の
公開日です!
今回の内容は
DRTを始めてまだ4か月
の富山県の氷見先生に
御参戦いただきました。
久しぶりのお茶の水カイロ
でのロケ映像をこうご期待下さい。
今月はもう一本
ぎっくり腰の新しい指標も
公開する予定です。
盛りだくさんの内容ですので
お見逃しのないように
されてください。
まだDRT月間オンライン
に参加されていない先生は
こちらから御参加頂けます。
↓↓↓
http://drt-uehara.com/monthly/
Warning: array_shift() expects parameter 1 to be array, bool given in /home/tmarketing2/drt-japan.com/public_html/wprs/wp-content/themes/drt/single-article.php on line 142