三大指標検査で「先生!ゴッドハンドですか?」と言われる方法

皆さん初めまして。

DRTアドバンスインストラクター
りずむカイロプラクティックの
宮崎敏彰と申します。

熊本県熊本市で
カイロプラクティック院
をしています。

DRTとの出会いは
DVD発売すぐでした。

DVDで学習後、患者さんに

今までの手技+DRTで練習をし、

今年3月から新規の方には
DRTのみを基本として
施術しています。

今回のメルマガでは

認定ベーシックセミナー
に参加してみて気づいたこと
について書いていきます。

具体的にはDRT検査での

「話し方」

がテーマです。

DRT認定セミナーでは
約24名の先生同士でペアを作り、

一人が患者役、もう一人が先生役となり
DRTの練習を行います。

その後時計回りで先生役が動き、
たくさんの患者役の先生で
練習する流れになります。

この時に各先生によって、
「話し方」の違いがでます。

ここから例をあげて
説明していきます。

あお向けで僧帽筋を触診した際に

「ここ痛いですか?」

うつ伏せで腓腹筋を触診した際に

「どこか痛い所ありますか?」

うつ伏せの頚椎2番触診の際に

「右と左どっちが痛いですか?」

文章で見ると正しく検査して
いると感じますが、

この話し方の問題点は、

「相手の感覚任せの検査」
になっていることです。

痛いかどうか聞かれてばっかり
いると

患者役として聞いている僕は

「わからないのかな?」
「自信ないんだな」

とネガティブな印象しか
残りませんでした。

上手な先生がされるときは

あお向けで僧帽筋を触診した際に

「これ痛いですよね?」
「右と左だと右痛いですよね?」

うつ伏せで腓腹筋を触診した際に

「ここ痛いね」
「これとこれが一番痛いですね」

うつ伏せの頚椎2番触診の際に

「右と左だと右痛いですね?」
「こっちのほうが固くなってますね」

という話し方でした。

この話し方だと、

「私はあなたの痛いところ分かってますよ」

と自信が伝わって来ます。

話し方としては患者さんに
痛いところを認識してもらうための

「同意の検査」

です。

この時は

「安心して任せられる」

と率直に思いました。

上手だなとも思いました。

これが実際の現場では
どう変わるでしょう?

「相手の感覚任せの検査」

になっている話し方では
患者さんは

「この先生大丈夫なんだろうか?」

と不安しかないと思います。

真剣に治療にきている患者さんには
自信のない雰囲気はすぐに伝わります。

一度でも

「この先生どうかな~?」

と思われたら挽回の余地は
ないと思います。

上手く施術できたのに
なんでリピートしないんだ?

と思うときは話し方が
影響している場合もあると思います。

僕自信は話し方を見直すときには
初診患者さんとの会話を録音します。

自分の為だけに使うなら
良いかなと思っています。

録音することで色々な
気付きがあります。

この言葉は自信がないように
聞こえるな~

とか、

この内容はもっと理解して
もらうために時間をかけて話す
べきだなと反省します。

一番大事なのは

自分に自信があるように
話せているかどうか

を聞いてます。

結果としてはたまに患者さんに

「どうして痛いのがわかるんですか?」

と聞かれます。

「プロですから(笑)」

と応えるのが僕の定番です^^

こう言ってくださった患者さんは
メインテナンスで通ってくれています。

信頼関係が一気にできるからだ
と思っています。

それだけで「ゴッドハンドだ!」

と言う患者さんもいます。

今回の内容が思い当たる先生は
一度録音して聞いてみてください。

自信を持って話しているつもりでも、
あらためて聞き直すと

「あれ?」

と思うことがあるはずです。

自信がないのが伝わる場合、

自信があっても伝わらない場合

もあると思います。

DRTはとても価値がある
治療方法ですが、

話し方で相手へ伝わる価値は
大きく変わります。

DRTを多くの人に価値あるもの
として伝えるように

みんなで勉強していましょう!

宮崎敏彰

追伸

本日公開した月間DRTオンライン6月号
では、

ぎっくり腰の新しい指標

を公開しています。

もしまだ月間DRTオンラインに
御参加されていないなら

こちらから御参加頂けます。
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宮崎 敏彰(ミヤザキ トシアキ)

DRTの素晴らしいところは手順がしっかりとした統計に基いた科学的な治療だということです。
治療家一人ひとりの感覚で成り立っているのではなく、しっかりとした基準があり、その基準を全員が共有できます。
インストラクターとして認定された人たちであれば一定以上の実力を必ず持っているという革命的なテクニックです。
また患者様と治療の成果を共有することもできます。
治療家側の認識で「良くなっていますよ!」ではなく
「ここもう痛みないでしょ?だから良くなっていますよ!」
と患者様が認識できる検査基準や治療結果が体感できます。
今現在これ以上の治療方法はないと思います。
様々な悩みをお持ちの方へ素晴らしいDRTを最高の状態で提供できるように日々精進したいと思います。