“発想の逆転”で上手くいく!姿勢指導トークスクリプト

みなさま、
いつもありがとうございます。

 

愛媛県松山市でさくら治療院を
させていただいています、
濵岡と申します。
 

今回は「姿勢指導」の際に
当院がしている工夫とトークについて
書いていきたいと思います。
 

調整後のよい状態を維持するためには、
DRTに姿勢指導は必須です。
 

上原先生も徹底的に
指導されていることからも
その大事さが分かります。
 

ただし、痛みの強い方は、
痛みが治まること=安静
を優先します。
 

脊椎の骨化(円背)が著しい方の場合は、
少しパターンが変わります。
 

まず前提として、
患者様は無意識に

・悪い姿勢 = 楽な状態
・良い姿勢 = しんどい、大変

という間違った認識を
持たれていることが多いようです。
 

つまり、

「良い姿勢が身体にいいのは
わかっているけど 、
姿勢よくするのって疲れるよな~」

と思っているという事です。
 

この無意識にある誤解を解いて

「良い姿勢こそが楽な状態なんだ!」

と納得してもらうことが大切です。
 

そのために

・良い姿勢を作るのは難しいことではない
・良い姿勢を作ると簡単に身体が変化する

これを実感してもらうと、
姿勢に対する認識がガラリと変わります。
 

当院では基本的に椅子、
またはベッドに座っていただいた状態で
姿勢指導をしています。
 

骨盤を固定した状態の方が安定しますし、
後述する背骨の仕組みを理解しやすいからです。
 

当院では少し工夫したやり方もしていますが、
上原先生にならい、

ペットボトルを入れた状態=良い姿勢

を取ってもらって下さい。
 

おへそに両手を上下に
置く方法でも大丈夫です。
 

良い姿勢を取ると、背骨がしっかりと伸び、
腰も自然に入って
身体のバランスが整います。
 

きちんとした姿勢が取れたのを確認してから

「簡単な実験をしますので、
ちょっと腰を触りますね」

お断りしてから、
ぐっと腰が入ったところ=ペットボトル
を挟むと部位の腰椎を指で
軽く押さえて固定します。
 

「ここ(腰椎)がしっかりする(起きる)と
自然に胸が張り出す形になって、
無理に背筋を伸ばさなくても
背筋は結果、伸びてくれるんですよ。
 

簡単な実験をしますね。
 

今、この状態でわざと胸を丸めて
悪い姿勢を取って下さい」
 

指で腰椎を正しい位置にキープしていると
患者様が胸を丸めようとしても
丸めにくいはずです。
 

「良い姿勢を作ると、逆に言えば
悪い姿勢を取りたくても
取れないんですよ~」
 

「良い姿勢を作らなきゃって思うと
余計に頑張って疲れちゃいますよね。
 

だから、『発想を逆転』させて
 

悪い姿勢が取れないと
勝手に良い姿勢になるんだ~って思うと
姿勢良くすることが楽しくなりますよ!」
 
とお伝えしています。
 

以前、松苗先生のメルマガで
書かれていたように
 
人間は最初から
「難しい」「大変」「面倒」
と思うと 、できることも
しなくなってしまいますよね。
 

その最初のハードルを下げてしまうと、
案外簡単にできてしまうものです。
 

その後、
もう一度良い姿勢を取ってもらい
 
「今から両肩に手を置いて、
ちょっとだけ下に圧力をかけますね」
 
とお断りしてから、
上原先生もされているように
痛みが生じないように気をつけながら
軽く圧力をかけます。
 

正しい姿勢が取れていれば、
圧力をかけても背中や腰は
しっかりしているはずです。

 

「じゃあ、今度は胸を軽く丸めて、
わざと悪い姿勢を取って下さい」
 

そして同じ条件で上から押さえます。
 

先ほどとは違い、背中や腰に
抵抗を感じると思います。
 

「良い姿勢の時と悪い姿勢の時では、
圧力をかけても
耐える感じが違いますよね?
 

良い姿勢の時は、
別に力を入れなくても
身体はしっかりしていると思います。
 

何が言いたいかって言うと、
私たちは地球で生活していますから、
常に重力の影響を受けていますよね。
 

重力は、当たり前ですが
上から下に働く力です。
 

私たちは重力に逆らって生活しているだけで
案外身体に無理をかけているんです」
 

「今、私が押さえた力を重力だと思って下さい。
 

良い姿勢の時は、背骨は自然にS型になり、
これが『骨で身体を支えている』状態になります。
 

家で例えれば、しっかりとした柱で
重力に逆らってる状態なんです。
 

“だから”良い姿勢を取ると
日頃から身体に無理がかかりにくいんですよ」
 

「じゃあ、悪い姿勢はどうかと言うと
 

悪い姿勢を取ると背骨で身体を支えられず
筋肉で一生懸命、重力に
逆らっている状態なんです。
 

同じように家で例えれば、柱がなくて、
壁だけで建物を支えているようなものです。
 

その状態で建物を支えるのって、
正直難しいですよね?
 

この『筋肉で身体を支えている』状態が
長く続くと単純に疲れますし、
筋肉が固まったり(コリ)、
しびれや痛みが出たりするんです」
 

「”だから”悪い姿勢をするよりも
良い姿勢をした方が断然お得で、
楽なんですよ~」
 

実際にお身体を通して
違いを実感していただくことで、
 
・悪い姿勢 = 楽な状態
・良い姿勢 = しんどい、大変
 
ではなく
 
「良い姿勢こそが、身体に楽な状態なんだ!」
 
このことを認識していただけると
姿勢指導はきっとうまくいくと思います。
 

ちなみに脊椎の骨化(円背)が
著しい方の場合は、
 
背もたれのあるイス
(ソファーのように柔らかいものはNG、
きちんと足裏がつく高さのもの)に、
 
背中全体を支えられる大きさのクッション
(タオルなどを丸めて作った固めのもの)
を敷いて座って下さい、と指導しています。
 

テレビを見たりお食事される時など、
 
少しでも長くその方にとっての
最大伸展時の状態を
キープしていただくことで、
 
症状は安定してきやすいと思います。
 

私が行っていることが
少しでもみなさまのお役に立てれば嬉しいです。
 

ご精読ありがとうございました。
感謝致します。

 
濵岡俊一郎
 

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濵岡 俊一郎()

自分の技術に限界を感じ、新たな治療法を模索している中で出会ったのがDRTでした。
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シンプルなのは、実は莫大な知識と試行錯誤した臨床の結果であり、その奥深さをさらに詳しく知りたいと思い、セミナーを受講しました。
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これからもDRTを研鑽し、慢心せず常に向上できるよう、日々精進に励みます!