最短でDRTで結果を出す2つの重要ポイント
みなさん、初めまして。
アドバンスインストラクターの
中山賢一と申します。
石川県の小松市というところで
接骨院の院長をやっております。
開業1年半です。
私とスタッフ1人という体制で
現在の施術はDRT+αでやっております。
本日は
DRTで結果を出すのに重要な2つのポイント
についてお伝え致します。
最初にお伝えしますが
私はDRT歴は1年。最初からDRTで
施術が上手くいったわけではありませんでした。
でも今はDRTをやって心から
良かったと思います。
この1年にどんな変化があったのかを
今日はお伝えしたいと思います。
DRTを始めたばかりの先生の
参考になればと思います。
さて、私がDRTを受講したきっかけは
DRTのDVDでした。
今振り返ってみると、
「まだDRTを始めて1年しかたってないのか」
と思うほどいろんな変化
が自分の中にありました。
DRTを初めて1か月目の頃
足を引きずって当院へ来院した
患者様がおられました。
その方はよく同じ足に炎症を
起こす方でした。
圧痛は前距腓靭帯が最も強く、
腫脹も外果周辺に存在し、
荷重が困難な状態でした。
そしてDRTを行って立って
いただいたたところ、
「さっきより全然痛くない!」
と凄く驚かれて、帰りは
普通にピンピンと歩いて帰られ
たのです。
ご本人様もびっくりしたと
思いますが、
こっちもビックリでした。
この経験が私をDRTアドバンス
インストラクターを目指す
きっかけになったのですが。
もちろん最初からすべてが
上手くいったわけではありません。
私の以前使っていた施術は、
整形外科勤務が長かったので
理学療法系の施術で、
ストレッチや関節モビリゼーション
を中心におこなっておりました。
ではなぜDRTを取り入れたのか?
その理由は治療の限界にきて
いたためです。
自分の持っている手技で患者さんに
施術してをしても良くならない場合があったのです。
どうしても
「何とかしてあげたい!」
という思いがありました。
そんな時DRTに出会いました。
DRTを始めてからは片っ端から
患者さんに試していきました。
良くなる人もいれば
逆に痛くなる人もいました。
今考えると手の圧が強すぎたと思います。
しかし当時は最初ですから、何が悪いのかが
全くわかりませんでした。
当然、検査もまだ不完全な形でしかできなかった
ので、指標が改善したかどうかもあやふやでした。
そんな中、施術しながら
「本当に良くなるのだろうか」と
不安に思いながらやっていましたので
当時は結果もそれほどついて
来なかったです。
そのうえ、自分が未熟で
指標が改善したことを
示せなかったため、
「以前の施術に戻してほしい」という患者さんも
おりました。
しかし私はあきらめませんでした。
それでもめげずに、DRTの基本に忠実に
とにかく数をこなすことに集中したのです。
どの施術も全力投球です。
そうして考えながら数をこなしていくうちに
だんだんと施術結果も出てくるようになりました。
私がDRTを取り入れた当時は
保険診療主体の接骨院に多い、
“患者さん主体の通院頻度”だったため
少しでも良くなるとすぐに
来なくなる、という状態でした。
私としては、その状態を何とか
変えたかったのと、
DRTで1回5000円という
自費移行をするために舵を切りました。
そうです。腹をくくりました。
覚悟を決めたのです。
覚悟を決めてからは
症状が改善する人がドンドン
増えていきました。
特に自費で来られる方は「本気で治したい」
という覚悟が違います。
キチンと通院頻度を守ってくれますので
症状の改善具合やリピート率が非常にいいです。
また、狙った症状だけでなく
耳鳴りや冷え性、原因不明の体の不調など
自律神経や内科的問題も改善していく
人が増えてきました。
あきらめずにやり続けて
本当に良かったと思います。
今ではほぼ確実に指標を改善
させることができます。
そして上原先生がやっているように
患者指導もしっかり行うようになった
お陰で、症状も改善しやすくなっています。
DRTを使い始めて1年
本当にDRTを取り入れて良かったです。
そこでDRTをまだ知ったばかりの
先生に伝えたいのですが、
DRTで大事なのは
「痛みを追わないこと」です。
痛みを追っていると、実際に指標や可動域が
改善しているのに、
患者様の「まだ痛い」があることで
改善していることが伝えられなくなって
しまいます。
「指標の変化があらわれている」
ということは確実に改善しているのですから
それを患者さんにしっかり伝えて認識して
頂くことが重要です。
そして現在の体の状態を伝えて
差し上げて下さい。
そして今後の方針を示して
あげるのです。
このように治療は患者主体ではなく
施術家主体になることが重要です。
次に重要なのがDRTテクニックになりますが
精度を上げるには【揺動の圧とリズム】です。
私のDRTも上原先生を真似して
どんどん軽くなっております。
最初は
「こんなに軽くていいのだろうか?」
と不安でしたが、実際軽い方が患者様の
背骨の硬いところが手の平で
はっきりわかるのです。
そして指標は前よりも見事に改善して
いきます。以前に比べると治療効果が
まったく違ったのです。
ですので是非これをお読みの先生方も
ご自身のDRTの圧を意識してみて
下さいね。
次回のメルマガでは
「なぜDRTの圧は軽いほうがいいのか」
については自分なりに考察
してみたいと思います。
最後になりますが
今回このメルマガを
発信することを決めたのは、
「自分の考えをアウトプットすることは、
その考えをより深く理解することに繋がり
自分を進化させる事」
だと思っているからです。
私はもっともっとDRTとともに
進化していきます。
是非みなさんも様々な情報に対して
質問や意見をすると自分自身が大きく
進化できますよ。
質問や意見をするということは、知り得た情報を
自分の中で理解・整理しないと
出来ない事なのですから。
ですから皆さま。
私の発した情報に対しても
どんどんご意見ご質問頂けると
うれしいです。
最後に、今回このような機会を
与えていただいた上原先生
ありがとうございました。
感謝致します。
最後までお読み頂きありがとう
ございました。
中山賢一