【映像あり】主訴を追うな!DRTに任せろ!
皆さんこんにちは。
オーソライズド2期、
宮城県仙台市ジョイ・ハート整骨院の
遠藤幸一郎です。
今回は、
【映像あり】主訴を追うな!DRTに任せろ!
というテーマで
膝を痛めた小学5年生の男子、
ジャンパーズニーの主訴を追わずに
DRTのみで完治に導いたお話をします。
DRT月刊オンラインの映像も
一部特別公開いたしますので
是非最後までご覧ください。
今回取り上げるのは
膝を痛めた小学5年生のW君の
症例ですが
初めに言っておきますと、
今回の症例はいわゆる難治の症状など
特異な症例ではなく
わりと臨床でよく遭遇する症例です。
W君は野球をしていて
当院に来院する3週間前から
右膝に痛みを感じるようになったそうです。
近所の整骨院でマッサージや
電気の治療を受けても変化が無く、
整形外科を受診したところ
『ジャンパーズニー 』
と診断されたそうです。
W君が当院に来院したのは
その整形外科を受診した
ちょうど翌日のことでした。
初めての来院時には
私の院では一時的な痛みの解消や
部分的な治療ではなく、
痛みや不調の根本の原因を
取り除く施術をしていることを
説明しました。
そして、
W君の主訴やその他の不調について
詳しく伺いました。
検査は主訴である膝はもちろん
全身の骨格・神経・筋肉に起きている
問題をチェックしたところ…
患部には圧痛、腫脹、熱感が見られ、
主訴である右膝以外にも
多くの問題が発生していました。
さらに三大指標に圧痛があり、
(※膝の踵を押す腹臥位指標は陰性)
患側下肢筋力・拇趾背屈弱化、
重心バランス弱化、姿勢の問題、
健側足部の機能異常等も見つかりました。
実際に姿勢をチェックすると
顔の位置が縦の基準線より
右に位置していました。
つまり、
右足に荷重がかかって
筋肉が緊張しっぱなしに
なっているわけです。
痛みは右足の筋肉が負荷に
耐えきれなくなって発症しているのです。
このままの状態では
日常生活を送るだけでも
様々な部分に負荷がかかります。
ましてや
スポーツなどで負荷がかかれば
状態が悪化することは明白です。
一連の検査の結果をふまえ
膝の痛みを始めとする
身体の問題は
上部頸椎の異常から派生した
姿勢の問題であり、
症状の解消には
膝の痛みと一緒にこれらの問題を
取り除く必要があると伝えしました。
そして最後に
当院で治せることをしっかりと説明し
「安心して通院していただければ
必ずよくなります。」
とお話ししました。
多くの治療院では
患部を揉んだり、動かしたり、
骨盤調整を行ったり、
テーピングをしたり、電気を当てたり…
様々な対処療法を行います。
その結果
一時的に身体が楽になることはあります。
けれども
症状の原因である上部頸椎や
姿勢の問題が改善されない限り、
何度でも症状は出てきます。
さらに
緊張している右膝周辺の筋肉を
揉みほぐしたり、ストレッチしたり、
直接関節を緩めでもしてしまったら
どうなるでしょう?
右足は支持性を失い
大きな問題を引き起こします。
だから
W君の施術にあたっても
まずはジャンパーズニーのような状態を
発生させる原因を取り除くことが必要で
そのため上部頸椎や姿勢の問題を
期間や頻度をかけてでも
治療していくことの重要性を
お伝えしたわけです。
その結果…、
痛み自体は数回の治療で改善、
さらに4カ月程で
主訴以外の姿勢などの問題も
きっちり解消できました。
※お写真は施術から1ヶ月が経った頃に
撮影したものです。
初来院時からの回復が顕著に表れています。
(途中、W君が遊具で負傷するという
アクシデントもあったことを考えると
まずまずかと思います)
現在では
W君はスッカリ元気になり
予防のためのメンテナンスを行いながら、
バリバリ野球で活躍しています。
始めに言ったように、
今回の症例は決して特別なものでは
ありません。
ただW君のように適切な治療を、
適切な期間、適切なタイミングで
受けていない方が世の中には多く
存在していらっしゃると思います。
DRTは
一時的に痛みを取り除く
テクニックではなく、
不調の原因そのものを取り除き
治癒力を最大化させる治療法です。
主訴の部分に触れることも少ないので
症状を万一にでも悪化させる可能性が少なく、
さらにどんな症状でも
決まった施術で対応できます。
その患者さんにとって
最善の治療を提供できます。
なおDRTオンライン
2017年6月号の記事が
ご参考になるかと思いますので
よろしければご覧ください。
※3つ公開されている映像の
一部をご紹介します
一人でも多くの方に
正しい治療を受けていただき、
もっともっとDRTを身近なものとして
知っていただきたいと思います。
最後までお読みいただき
ありがとうございます。
感謝いたします。
遠藤幸一郎
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DRTは人生の支えとなる背骨を年齢問わず、一生にわたってケアできる最高の治療だと言えます。また、上原先生が仰る一般家庭に根付くレベルまで普及させることで、DRTにかかわる治療家の更なる地位向上になるのではないでしょうか。
この深遠なるDRTという治療と考え方を自分も微力ながら啓蒙、普及の一助を担えるよう努力したいと思います。
DRTにかかわる全ての人に幸福がもたらされることを願っています。
常に進化し続けるDRT。上原先生と同じ時代を生きられ、学べるというということに感謝致します。
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