D1メジャーのアプローチ
D1メジャーの時は腹圧の問題を持っています。
この問題をクリアーするためにP-AのLODを加えていきます。
そのための方法を紹介します。
臨床的には力の割合だけでなく上方手と下方平でLODも変えていきます。
D12とD1がPRの場合を説明していきます。 D12を緩めてからD1を
アジャストします。
1.下方手をD12コンタクトします。上方手をD1にコンタクトします
2.D12を中心に大きく揺動します
この時D12のLODはP-Aを中心にR-Lを加えます。
D1はP-Aを加えずR-Lを中心に軽く揺動します。
力の配分は同じで上3:下7の割合です。
3.D1が動いてきたら力の配分をシフトしていきます
同時にLODも上下で変化させていきます。
D12をR-Lにし、D1をP-Aを中心に切り換えます。
力の配分をシフトしD1を中心に揺動をかけていきます。
これで腹圧の問題にもアプローチします。
注)
D1の治療は臨床的には類推とも深く関係しますので”頚椎の治療”においても
紹介しますので参考にしてください。
D1メジャーの時、腹圧の問題がない状態も多々あります。
必ずしも一方向だけではありません。
上原 宏(上原 宏)
昭和60年 按摩マッサージ指圧師免許所得(国家免許証番号第28480号)1986年開業。過去の患者数のべ13万人を超える臨床経験。治療家を目指した当初から上部頸椎カイロプラクティックをアメリカのシャーマン大学で本来なら4年かかるところを特別に半年間集中プログラムを受講することができ修了証も授与される上部頸椎治療の第一人者。
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