しつこい”ぶり返し”の原因、見つけました！

こんにちは！

オーソライズド１期生の中西です。

本日は、

『しつこい”ぶり返し”の原因、
　見つけました！』

というテーマで
お話しさせて頂きます。

ＤＲＴプレイヤーの先生方には
改めて言うまでもなく、

姿勢指導を施術の一部に
なさっていることと思います。

姿勢指導は、施術の効果を維持し
結果をしっかり出していく為に
とても大切なことです。

さらに、不調の再発を防ぎ
健康なお身体を維持していく為にも
姿勢指導は欠かせません。

まさに、ＤＲＴ施術の
一環となっております。

しかし、術後の指標がクリアになり
姿勢指導もしているにもかかわらず、
次の施術時には指標が戻ってしまう…。

さらに、それを繰り返してばかりで
症状の改善が停滞してしまっている…。

このような患者様
いらっしゃいませんでしょうか？

おそらくその原因は、、、

生活の中での姿勢や動作によって
悪い状態に戻ってしまうことが
原因ではないでしょうか。

そんな患者様には、
どのような姿勢や動作が問題なのかを
深く探っていきます。

患者様に質問してみると、
ご本人も気付いていない
悪い姿勢を見つけることができます。

思いがけない無意識の姿勢に
原因が隠されているわけです。

それを見つけだし改善すると
みるみる症状が良くなる事例が
多々ございます。

座り方や立ち方、歩き方、
寝方、仕事の時の体勢
など…。

日常の姿勢や動作に
何かしらの原因が隠れていますので、
問診でしっかり確認していきます。

患者様が、

「姿勢を頑張っています」

と言ったとしても、
間違った姿勢をしていることもございます。

ですから、
実際に座っている姿勢を
時々チェックすることも必要だと思います。

さらに、患者様に、
“なぜこの痛みが出たのか？”
を考えて頂きます。

痛みの原因のほとんどは

「今までの悪い姿勢の積み重ねである」

そのことをしっかり自覚して頂くのも
大切だと思います。

上原先生が、
患者様が帰る際や電話の最後に、

「姿勢を頑張って下さい！」

とお声を掛けられているのを
耳にいたします。

その一言が、もの凄く
患者様の意識に
染み込むのだと思います。

「他力本願ではなく、
　自分自身も頑張って
　二人三脚で身体を良くしていく。」

このように自覚を持って頂くことが
重要なのではないでしょうか。

これは、ぜひ真似したいですね。

そこで皆様には
私が徹底的に姿勢の問題を探し出し、

痛みからの解放に導くことができた事例を
１つご紹介いたします。

＝＝＝６０代男性・元大学教授＝＝＝

現在は執筆活動をしており
一日中座っていることが多い。

脊柱管狭窄症による
右坐骨神経痛、痛み、
しびれ、間欠跛行あり。

骨盤の左右の高低差が大きく、
右の骨盤が下がり
背骨は右方向に傾いている。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

今までの姿勢の様子をお聞きすると、
座る時に寄りかかって
足を組む癖があるとのことでした。

まずは、その癖を止めてもらい、
ＤＲＴ式姿勢指導をしっかり
お伝えいたしました。

また、この方のように
骨盤の左右の傾きの強い方は、

骨盤が下がっている側に
体重が乗りやすいので、

座る際にお尻が当たる所の圧を
左右均等に感じながら座るよう
意識して頂きました。

また、タオルをお尻に引いて
左右の骨盤の高低差が無い状態で
座って頂くことをお伝えしました。

実際に施術をした後は
毎回、指標がクリアになり
バランスも良くなるのですが、
次の来院時には指標が戻ってしまいます。

実は、そんな状態の繰り返しで
なかなか身体が安定しません。

５回施術した時点でも
症状は大きく変わりませんでした。

足を組むこともやめ、
座り方も頑張っているのに…。

このように
感じておりました。

そこで、
他にも何か姿勢に問題がないか
探ってみようと思いました。

患者様に
寝る時の様子をお聞きすると、

「毎日寝る前に２時間ほど、
　ベッドの上で本を読みます。」

とのことでした。

その時の体勢をお聞きすると、
横向きで上半身を起こし、右を下にして
本を読んでいるとのこいとでした。

その姿勢はまさに、
その方の背骨や骨盤の歪みと
同じ形だったのです。

そこですぐに、

「それ、やめてみましょう！
　その姿勢が原因かも知れません」

とお伝えしました。

そして１週間後の来院時、

「大分、痛みが減ってきました！」

との嬉しいご報告を頂きました。

問題の姿勢をやめてから、
術前検査でも改善の兆しが伺えて、

その後、数回の施術で症状が安定し
痛みはすっかり無くなりました。

今回の事例のように、
ご本人が悪い姿勢と思わずに
やってしまっていることがあります。

ですから、それを見つけて改善すれば、
完治に導くことも可能なわけです。

もし、患者様の中で
指標が戻ってしまう方が
いらっしゃいましたら、

徹底的に姿勢や動作を探ってみると
問題が見つかるかも知れませんよ。

是非、やってみて下さい。

姿勢指導の徹底で、
ＤＲＴという素晴らしいテクニックを活かし、
患者様を笑顔に導いて頂けたらと思います！

最後までご精読、
ありがとうございます。

感謝いたします。

中西　葉子

追伸

中西先生、素晴らしい気づきを
ありがとうございました。

感謝致します。

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中西葉子(なかにしようこ)

品川区旗の台にて、整体院「グリーンオアシス」を営んでおります中西葉子と申します。
上原先生、DRTと出会ってから新たな光を頂く事ができました。
DRTという素晴らしい技術はもちろん、上原先生から学ぶ哲学により、施術家としてのマインドも質の高いものになりました。
DRTは再現性に優れており、誰でもすぐに使う事ができます。
けれども使えば使う程、この手技の素晴らしさ、奥深さに驚かされます。
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上原先生をはじめ協会のお仲間の先生方すべてがプラスのエネルギーに溢れており、それが何倍にもなって私自身にも降り注いでおります。
ぜひご一緒に喜びを共有していきましょう。

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