たった1回の問診で信頼度アップ!『聴き方』の極意5選
スーパーレイティブ3期の
渡部です。
問診は整体の施術効果を決める
重要なプロセスですよね。
患者さんから信頼を得て、
より良い施術に繋げるための
問診の極意を5つ
本日はご紹介します。
■1つ目:第一印象で安心感を考える
先日、リニューアルした
近所のラーメン屋さんに行きました。
店を入るとやる気のない店長が
私の顔も見ず「いらっしゃい!」
奥から出てきた女性店員も
顔はみるも笑顔無し。
正直これでは
いくらラーメンが美味しかったとしても
また来ようとは思いません。
一刻も早く帰りたくなりました。
心の中で
「嘘でもいいから少し笑顔をみせろよ!」
そう呟きました。
自分がお客になると
よ~く分かりますね。
当院のアンケートに
「受付の方も先生も笑顔で迎えてくれて、
ホッとしました」
と書かれているものを
何枚かみかけます。
笑顔ってただけですからね、
やらないよりやったほうが
断然いいです。
■2つ目:傾聴を意識する
傾聴の際の最も重要なポイントは、
「相手の感情に寄り添うこと」です。
例えば、患者さんが
「最近、腰が痛くて
仕事にも影響が出ています」
と言った場合、
その言葉をただ単に聴くだけではなく、
どんなふうに影響が出ているのか!
まで聴きます。
先日もこんなことがありました。
「満員電車に揺られると
脚が痺れて立っていられなくなるので、
朝早く、すいている電車で
出勤することにしています。
なので睡眠時間が削られて
睡眠不足で日中仕事が進まなくて
悩んでいます」
といことでした。
「会社に腰が良くなるまでの期間限定で
在宅ワークに切り替えては
もらえないのですか?」
と提案すると、
なんとそれが通って。
満員電車から解放されて、
病院で「手術しますか」と言われた
ヘルニアを4か月で完治!
なんていうこともありました。
これ、
「仕事に影響が出てるんですね!
大変ですね~!」
だと何も進展していません。
一歩踏み込んで
「なんで仕事に影響がでているんですか?」
と聴くとこんな提案に繋がることもあります。
■3つ目:痛みの根本原因を探る質問をする
これはいろいろ患者さんに
聴くのもアリですが、
DRTをやっていればそれよりも
指標(身体)にきくことですよね。
多くの方が
「座っている姿勢が
ズルズルなってませんか?」
というと、
「は、はい」という返事が返ってきます。
コレを改善してもらえば、
痛みは後から消えていきます。
正しい座り方のくだりは…
書かなくても分かりますよね!
■4つ目:専門用語はなるべく使わない
ついつい使いがちな専門用語。
先日も「頚椎の2番目がズレてますね」
とか言ってしまいました。
しかも中学三年生の子に。
「頚椎ってどこですか?
私がバカで言葉知らないから
変な質問しちゃってますよね!」
と余計な気を使わせたうえに、
マイナスに気持ちがいってしまい、
施術の効果まで影響してしまいました。
最初から首の骨の上から2番目
って言っていれば
こんなことにはならなかったですね。
という失敗をしてから常に心掛けたり。
いま患者さんピンと来てないな!
と思った時にはいい直すようにしています。
みなさんはいかがでしょうか?
私と同じ失敗、してませんか?
■5つ目:未来をイメージさせる
「○○さんの悩みをDRTという施術で
僕が解決できますが、
一緒に頑張りませんか?」
ここで患者さんに
未来を思う存分語ってもらいます。
例えば…
「○○さんの悩みだと1ヶ月後は
このくらい回復するケースが多いです。
○○さんとしては
どうなっているのが理想ですか?」
ここを充分に語ってもらいます。
2か月後は、3か月後は…というように。
「平均して4か月で、
痛めた細胞が完全に回復します。
なので○○さんの症状は
こういうふうに良くなってますよ!」
まで言うと、殆どの方が
目を輝かせながら
自分の未来をイメージしてくれます。
ほんの1割くらいの人が
「え~そんなにかかるの!」
という方がいますが。
そんな時、
上原先生がよくおっしゃっている…
「こうなるのに
どれくらいの期間かかりましたか?」
と聴き返します。
これで大概の人は
「ですよね~」と気づいてくれます。
4か月より早く良くなる分には、
患者さんは何も文句は言わないので、
ちょっと長めに
4か月と言うようにしています。
なので、
「最終的には○○さんの未来は
こうなってますよ!」
は自信をもって提案します。
今回の内容が、
DRTに携わる先生にとって
少しでもお役に立てば幸いです。
最後までご精読いただき、
ありがとうございます。
感謝いたします。
渡部 裕市

渡部 裕市(わたなべ ゆういち)
心身ともに健康であるために背骨で感じて頂き良い姿勢を意識して頂く。
そして、予防による健康の実現を患者さんが自分で達成できる人になるお手伝いをいたします。
当院は患者さんと一緒に自然治癒力を高め、その先にある本当にやりたい事をして頂き、笑顔ですごせる様になってほしいと心から願っています。
というのが渡部治療院の目指す理想の世界です。
DRTに出会って目指す理想の世界がかなり現実味を帯びてきました。
皆様に喜んで頂けるようこれからも精進してまいります。
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