【すべり症・坐骨神経痛の攻略ポイント】教えます!

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こんにちは!

オーソライザーの中西です。

本日は、

『【すべり症・坐骨神経痛の攻略ポイント】教えます!』

というテーマで
お話しさせて頂きます。

もし、すべり症で

・腰の鈍い痛みを解消したい!
・坐骨神経の痺れをどうにかしたい!

そんな患者さんがいらしても
今回の内容をしっかり吸収すれば、

自信をもって症状改善に導く施術が
できるようになりますので
是非、最後までご覧になって下さい。

私の整体院は
腰痛関連の症状を
得意としております。

ですので、
“腰椎すべり症”と診断され、

坐骨神経痛で悩まれている患者様が
多くいらっしゃいます。

そんな患者様には
すべり症に対応した、

・検査法
・リコイル
・姿勢指導
など…。

を、意識することで、

効果的な施術を行い
多くの患者様に
喜んで頂いております。

そこで今回は、
すべり症の患者様の施術で
私が注意している

『すべり症攻略のポイント』

を、お伝えしたいと思います。

結果を出されているベテラン先生には
周知の内容になるかも知れませんが、

DRTを使い始めて日が浅い先生などに
お役に立てる内容になれば幸いです。

また今回の内容は
すべり症の患者様はもちろんですが、

“反り腰”の方にも効果的ですので
参考にして頂けたらと思います。

それでは、始めます。

==攻略ポイントその1==
【施術の体勢】

まず、すべり症の方は、
うつ伏せに寝ると腰が反ってしまい
うつ伏せが辛い方もいらっしゃいます。

その場合は、
お腹に枕を入れると
辛さが軽減されたりします。

それでも辛いという重症の方は、

・直接法をやってからうつ伏せ
・横向きや仰向けのDRT
など…。

患者様が一番楽に感じる態勢で
施術をいたします。

==攻略ポイントその2==
【検査法】

検査時の注意点ですが、

A変位(前方変位)している箇所を
事前に把握しておきます。

DRTのA検査は
腰椎に関して通常ですと
L5を触診しますが、

L4やL3あたりが
すべっている場合もございます。

ですから、
すべり症の診断を受けている方は

“腰椎1つ1つ”を
チェックいたしましょう。

また、
A病院ですべり症と診断を受けたが、
B病院ではすべり症と言われなかった
こんなケースもございます。

画像診断は1つの情報として捉えて
DRTのA検査をしっかり行い、

実際の骨の状態を細かく診るのが
良いでしょう。

それにプラスして、
スプリングテストやローリングテストを行い、

P変位(後方変位)や可動性を
事前にチェックしておきます。

事前にチェックすることで、
どこに注意してリコイルすれば良いかが
わかってきます。

すべり症に限らず、
背骨全体の状態を把握しておくことは
とても大切なことですので
しっかり行って下さい。

上原先生や上級者の先生は
リコイルをしながら
上方の手をセンサーにして、

瞬時に骨の状態を
把握されていると思います。

まだその感覚がよくわからない先生は、
事前の検査で把握して頂ければと思います。

==攻略ポイントその3==
【リコイル】

次にリコイルです。

リコイリルで
一番注意しなければならないのは、
“PtoA”です。

すべっている骨の箇所は、
絶対にPtoAを強くしてはいけません。

すべっている骨に
PtoAが、かかってしまいますと、

余計にA方向(前方)へ
押し込んでしまいます。

ですから、コンタクトは
テッシュプルが良いと思います。

椎体全体をしっかり捉えるように
イメージしてテッシュプルを行います。

逆にP変位(後方変位)している箇所は、
少しPtoAを入れても大丈夫です。

その方が、可動性が出ますし
受け手も気持ちよく感じます。

P変位が治まれば、
すべっていた骨はシーソーの原理のように
自然に浮き上がってきます。

P変位をいかに攻略できるかが、
すべり症の攻略ポイントと言っても
良いでしょう。

==攻略ポイントその4==
【姿勢指導】

最後に大切なことは
姿勢指導の徹底です。

すべり症の方の
座っている姿勢は、

背中が丸くなって
寄りかかって座ります。

また、立ったり歩くときの姿勢は
お腹を突き出していることが多いです。

ですから、
DRT姿勢指導といたしましては、

・骨盤を立てて
 ペットボトルを使った座り方

・お臍の上下に手を当てる立ち方

を、お伝えしております。

特に、ペットボトルを当てる場所には
注意が必要です。

すべっている所には当てずに、
それより上の所に当てるように
お伝えすると良いと思います。

患者様の中には

「筋肉を鍛えれば良くなるのでは?」

という自己判断で、

ジムへ行ったり
ヨガやセルフ体操で
無意識に腰を反るような動きを
してしまう方もいらっしゃいます。

ですから、問診で
生活の様子をしっかりお聞きして
“やってはいけない動作”をお伝えします。

姿勢がしっかりできないと
施術の効果が安定しづらくなりますので
姿勢指導をしっかり行うことが重要です。

いかがでしたでしょうか。

DRTの検査、リコイル、姿勢指導の
それぞれの注意点をしっかり意識すれば、

すべり症からくる痛みや痺れに
素晴らしい効果を発揮いたします。

そして何よりも、
DRTの力を信じて
施術することが大切です。

すると必ず、
良い結果に結びつくと思います。

以上が、
すべり症攻略のポイントになります。

ご参考になれば幸いです。

DRTプレイヤーの皆様が、
多くの患者様のお役に立てる存在になれるよう
祈念申し上げます。

最後までご精読、
ありがとうございます。

感謝いたします。

中西 葉子

 

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中西葉子(なかにしようこ)

品川区旗の台にて、整体院「グリーンオアシス」を営んでおります中西葉子と申します。
上原先生、DRTと出会ってから新たな光を頂く事ができました。
DRTという素晴らしい技術はもちろん、上原先生から学ぶ哲学により、施術家としてのマインドも質の高いものになりました。
DRTは再現性に優れており、誰でもすぐに使う事ができます。
けれども使えば使う程、この手技の素晴らしさ、奥深さに驚かされます。
DRTは日々進化しています。
上原先生をはじめ協会のお仲間の先生方すべてがプラスのエネルギーに溢れており、それが何倍にもなって私自身にも降り注いでおります。
ぜひご一緒に喜びを共有していきましょう。