患者の痛みって体験すべきなの?

こんにちは!

愛知県名古屋市で
“からだ再生整体 Da Binji(ダ・ビンジ)”
をやっております。

オーソライズド3期生の
平野敏治と申します。

今回は、

「患者の痛みって体験すべきなの?」

というテーマで、
お伝えしていこうと思います。

本日も、私の経験から得た情報を
お伝えできればと思います。

先生は、患者様と同じ痛みを
経験したことはございますでしょうか?

実は私、恥ずかしながら、
座骨神経痛になってしまいました。

毎日ストレッチや体操を行い、
姿勢や食生活にも
気を付けていたのですが…。

現在は、
着実に改善はしてきておりますが、
ピークのときは本当に辛かったです!

痛みが、朝起きたときから始まり
階段の上り下り(特に下り)などは、
本当に辛いものですね!

今まで坐骨神経痛の患者様に
分かった様に接しておりましたが、

「本当は分かっていなかったんだな~」

と、痛感いたしました。

そして、
この辛い状況を経験したからこそ
本当に大切なことが見えてまいりました。

それは、

『”共感”はしないけれど、
 患者様の陥りやすい状況や
 思考と行動を正しく”理解”する』

ということです。

以前の私は、

「体は温めた方が良いが
 必要以上に温めすぎない方が良い。

 何かで温めてばかりでは
 自分自身で温かい体を作り出し
 維持する能力が低くなる。」

と、考えていました。

ですので、
腰痛や座骨神経痛の患者様が
カイロをベタベタと貼っていると、

「本当に辛いときだけにした方が
 長い目で見ると良いですよ!」

なんて、お伝えしておりました。

ですが、
いざ自分が座骨神経痛を患うと、

「本当に辛いときだけ温めれば良い」

と考える余裕はありませんでした。

正直、言ってしまいますと

「温め続けていないと辛いんです!」

ですから、
症状がある程度改善されるまでは

できるだけ温めるべきなのだと
身を持って知ることとなりました。

上原先生の教えで

「体を保温することが大切!」

と何度も聞いていたにも関わらず、
理解できていなかったのです…。

また、以前の私は、
みるからに健康な若い方が
駅の階段をゆっくり下るのを見て、

「何でもっと早く動けないのかな~」

と思ったことがありました。

ですが、実際に坐骨神経痛になると

「ツーンとした痺れる痛みが走り
 早く下りたくても下りられない。」

そのような状況ということが
やっと分かったのです。

つまり、今までの私は
坐骨神経痛の症状や治療方法は
分かっているつもりでしたが、

実際にどのような状況になり、
どのような思考や行動になるのか
正しく分かっていなかったのです。

ですので、
今まで接した患者様は、

「この先生、
 本当に分かっているのかな?」

と、疑問を感じていたかもしれません。

やはり、
私達はプロの治療家なので

治療家生命を守る為には
“共感しない”ことは守るべきですが

“患者様の陥る状況や思考や行動”は
しっかりと正しく
理解しておくべきだと改めて思いました。

理解することによって、
共感しなくても的確に施術を組立て、

さらにはアドバイスができるように
なるはずなんです。

そして、
その先生の理解が患者様に伝わり、
安心感や信頼感に繋がっていくと思います。

この安心感と信頼感こそが
患者様の自然治癒力を上げ、
さらには改善結果を向上させ、

「この先生に任せても大丈夫だ!」

という気持ちに繋がっていくのでは
ないでしょうか。

私は上原先生に教えを受けたり、
お茶の水カイロに治療を受けに行くと
安心感が得られます。

つまり、
“分かっている先生”に

・教えてもらっている
・施術を受けている

という安心感です。

この安心感こそが、
DRTの効果を120%にも
150%にも増大させる
ポイントなんだと思います。

なので、

DRTの基本技術を磨き続けるのは
当たり前のこととして、

改めて共感と理解について見直し、
『分かっている先生』へ
成長していきたいと思います。

『分かっている先生』を目指して
慢心することなく精進致します。

最後までご精読頂き、
ありがとうございます。

感謝いたします。

先生とDRTの更なる発展を
祈念致します。

平野敏治

 

追伸

理解と共感の違い
大事ですね。

上原先生は患者さんが
アドバイスを守ってくれないときには

「あなたの痛みが良くなろうが悪くなろうが
 私は痛くもかゆくもない」

と患者さんに言われるそうです。

厳しい感じがしますが
その裏では

患者様の主訴の痛みを
しっかり理解しておられるのです。

だからこそ患者さまに
その声が響くのですね。

上原先生の
新患さんへの対応をご存じですか?

患者さまの気持ちに同情はしても
共感はしない。

そのうえで患者様の信頼を得ながら
良い方向に導く…

という技をわずか7~10分で
完了させてしまいます。

新患さんであっても10分以内で
予約を取って帰られます。

ということで久しぶりの企画。

上原先生の初診患者さんの最新ナマ録音を
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平野敏治(ひらの としはる)

はじめまして!愛知県名古屋市にある“からだ再生整体 Da Binji”の平野敏治です。8年の修行期間、開業4年半前、計12年半の間に、独自研究の傍ら様々な先生方の技術を学ばさせて頂きましたが、半年前にDRTに出会い、直観で“コレだ!”と感じ、DRTを導入しました。DRTの効果を感じたのは、何より、自分自身の不調が改善した事でした。ベーシックインストラクターのセミナー時、恥ずかしながら全身絶不調(この時、10年振りに医者に掛かり、複数の科で治療中)だったのですが、上原先生や仲間の先生方のDRTを一日受けて帰宅すると、全身の症状が改善しているではないですか!病院に行っても薬を飲んでも大して良くならなかったのが!まさに、私自身の治癒力が、上原先生と仲間の先生方のDRTで劇的に向上したのです。それ以降、更に自身を持って患者様にDRTを行い、患者様に“自身の治癒力・免疫力の向上”を実感して頂いております。これからも、一人でも多くの方に、DRTの素晴らしさを体感して頂く一助となる様、頑張って参ります。