【臨床報告】思い込みをなくす!DRT検査の重要性

こんにちは!

 

さいたま市の
マスターインストラクターの
松苗将史です。

 

今回のテーマは
「思い込みをなくす!
+椎間板ヘルニアに関する臨床報告」
です。

 

ある日、

「どうしても今日見てもらいたい」

と言う電話を受けました。

 

予約枠がいっぱいでしたので、
時間外にいらしていただきました。

 

初めてお会いした時は、
ぱっと見でわかるほど、

 

ヘルニアの逃避姿勢による側弯が出ていて、
足も引きずっている状態でした。

 

肉体労働系のお仕事をされていて、
仕事に支障が出ていてお困りのようです。

 

検査をするとC2右、
僧帽筋右、下腿三頭筋右に激痛、
右の長母指伸筋の筋力低下がありました。

 

うつ伏せになってもらうと、
痛みのために身体が曲がっていました。

 

DRTは外後頭隆起と仙骨と
左右の足の真ん中を揃えてから
行うのが基本なので、

 

身体をまっすぐにするよう
誘導すると、痺れが強くなりました。

 

そこで先ほどの身体が曲がった姿勢に
戻してもらうと楽になりました。

 

足首をみると、底屈できずに
ベッドにつま先が直角になっていました。

 

辛そうだと思い、足枕を入れてみると、
むしろ入れた方が辛いと言われました。

 

そこで足枕は外し、
足首が一番楽な体勢になってもらうと、
なんと辛そうだと私が感じていた
つま先が立った状態が楽だとおっしゃいました。

 

つまり、身体が曲がり、
つま先が立っていると言う一見窮屈な体勢が
患者さんにとって楽な体勢だったのです。

 

「この方が楽な体勢だろう・・・」

 

と言う私の思い込みが
良くない方向に行ってしまっていました。

 

検査でも同じことが言えると思います。

 

毎回毎回同じことをやっていると、
どうしても思い込みが入ってしまいます。

 

思い込みをなくし、
毎回きちんと検査することで、
初めてちゃんとした検査ができるのだと思います。

 

話を戻しますが、
DRTで調整すると、
指標がクリアになり自覚症状も
かなり楽になられました。

 

結果的にはよかったですが、

 

身体が曲がったままの状態で
DRTをしてもいいのか、

 

少し辛くてもまっすぐにしてから
やった方が良いのか疑問が残りました。

 

ちょうど上原先生に
施術していただく予約を入れていたので、
その時に質問してみました。

 

すると、

「そのように重症の方は、
患者さんの一番楽な体勢で良い」

との回答をいただきました。

 

(注、あくまで基本はまっすぐの
状態がいいと思います!)

 

私は自信を持って施術することができ、
現在のその患者さんの状態はと言うと、

 

疲れると右のハムストに違和感が
出る程度になり、2~3週間に1回ほど
メンテナンスに来られています。

 

仕事にも支障がなくなり、
喜んでもらっています。

 

私も勉強させてもらい、
嬉しいです。感謝します。

 

毎日勉強させていただいている
という意識で、丁寧に施術して
いきたいと思います。

 

皆様の参考になれば幸いです。

 

松苗将史

 

追伸

第3回DRT研究発表会の残席10名
となりました。
 ↓↓↓
https://drt-japan.com/wprs/3rd.pdf

※先着150名→残席10名となりました。

【第3回DRT研究発表会】

開催日時  12月4日(日)
       9:30開場 10:00~16:30
   
場所    お茶の水ソラシティー
      カンファレンスセンター EAST
      (JRお茶の水駅聖橋改札徒歩1分)

参加費   DRT特別価格 
      日本DRT協会員  5000円(税抜)
           一般  10000円(税抜)

第3回DRT研究発表会 残席10名
 詳細・お申込みはこちらから
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https://drt-japan.com/wprs/3rd.pdf

 

松苗将史(松苗 将史)

DRTは短時間かつソフトな手技で大変素晴らしい効果があります。
しかも、独自の指標検査により施術者と患者様両方が効果を体感することで信頼関係も芽生えるすばらしい治療法だと思います。
要望があれば勉強会等開催いたしますので、関心がある方はお気軽にご連絡ください!