初回患者さまをリピートへと繋げる【2:6:2の法則】

おはようございます。

埼玉県の日髙 努
(ヒダカツトム)と申します。

先生は【2:6:2の法則】
って聞いたことはありますか?

施術家のビジネスに当てはめてみると…

■2
新規の患者さまの内2割は、
通う意思を持って来院される方。

■2
もう一つの2割は、
何をどう言われようとも
続けるつもりの無い方。

■6
6割は、行ってみて決める、
勧められたら続ける、
あまり深く考えていないかた。

このように分けられます。

私たちのビジネスは
「何度も通っていただく!」
ことで成り立ちます。

よって、初回1回で終わるよりも、
2回、3回、10回、1年、一生涯
と継続していただきたいものです。

ただ新規患者さまの6割は、

・家族に勧められてなんとなく
・同僚が整体で改善したのを聞いてなんとなく
・どこに行っても良くならないから
あきらめているけどなんとなく

こんな感じのようです。

この6割の方に

・通院することのメリット
・正しい姿勢の必要性
・健康貯金

を説明し、患者さま自らが
「通いたい!」と思うとしたら
素晴らしいことだと思いませんか?

ですので本日は、
私が実際に患者さまへご説明している
内容をシェアしたいと思います。

まず2回目以降の施術枠は
30分に設定しております。

初回については30分を2枠使い
60分確保することで
丁寧な説明やアドバイスに
しっかり時間をかけています。

■あなたの身体の現状が
どうなっているのか?

■このまま放置することで、
未来はどうなる見込みなのか?

■今後どうすることで
改善していくのか?

説明を受けないと
分からない患者さまは多いものです。

尚、その時の注意点として…

【その1】
リピートを促し過ぎると逆効果にもなり得る。

上原先生の「塩ラーメン」
のお話しを覚えていますか?

「塩ラーメン」を食べたいお客さまに
強引に「醬油ラーメン」
を勧めても無理ですよね。

通院する意思のない患者さまに
リピートの必要性を熱く語っても
心が離れていくだけですので、
引き際にも注意が必要です。

継続の気持ちが無い方にリピートを勧めても
「通わされた」
「回数券を買わされた」
とクレームにもつながる懸念が出てきます。

正しい検査と施術を行い、
術前と術後の変化をしっかりと伝え、
施術を受け続けることの
重要性を説明します。

その上で、続けるか続けないかは
患者さまの判断です。

【その2】
言い続けることが大切です。
人間は忘れてしまう生き物なので。

患者さまが初回の時点で
せっかく続ける意思を持っても、
施術の回数が増えていき
初回から期間が経過していくと
初回に抱いた熱い思いは薄れていきます。

・何のために施術を受けているのか?
・今後どうなっていきたいのか?
・痛みを寄せ付けない身体にするにはどうするべきか?

2回目以降の患者さまの
お身体の状態を的確に判断しながら
適切なアドバイスが都度出来ることで、
ファン患者さまは増えていきます。

このメルマガが少しでも
お役に立てれば幸甚でございます。

最後までお読みいただき、
誠にありがとうございます。
感謝いたします。

ひだか整体院
日髙 努

日髙努(ひだか つとむ)