【映像クイズ】どちらのリコイルが正しいか?

いつも、ありがとうございます。

 

愛媛県松山市でさくら治療院を
構えております濵岡と申します。

本日は、

「【映像クイズ】どちらの
 リコイルが正しいか?」

をテーマにお話しします。

 

最近、DRTは学ぶ先生が増え、
知名度もどんどん
上がってきていますね!

 

今後はDRTの本が
出版されることもあり、

一般の方にもDRTが更に
広まっていくことでしょう!

 

そこで今回は、
改めてリコイルについて

私が注意していることや
実践していることなどを
お伝えしようと思います。

 

 

先生は普段、リコイルをする時に
イメージを持って行っていますか?

 

当然、どのようなイメージを持つか

「こうしないといけない!」

というようなことはなく、
個々人がやりやすい方法で
構わないと思います。

 

ですので、
ここで私がお伝えするのはあくまで
大まかなイメージと思ってください。

まず前提として

「これだけは注意してください」

と上原先生がDVDやセミナーなどで
おっしゃることがあります。

それは、

「患者さまを壊さない」

ということです 。

特に初心者の先生は

必死になりすぎて不必要な力が入り
無自覚で強引にアプローチして
しまいがちです。

それは、”背骨=固いもの”という
無意識の固定概念が
あるからだと思います。

そこで、イメージです。

 

・背骨=水のように柔らかいもの

・施術する手も同じように柔らかいもの

 

そんなイメージをしてみてください。

 

イメージすることで、
筋肉の状態は変わります。

 

重いものを持ち上げようとすれば、
知らずに力が入り、

軽いものを持とうとすれば、
知らずに力は抜けています。

 

これは、人が無意識に、

「これは重い」「これは軽い」

などとイメージをして
筋肉が働くことによるものです。

だからこそ、固いものを
イメージするのではなく、

柔らかいものをイメージすることで
施術者自身がリラックスできるのです。

 

リラックスした柔らかい手による
刺激が患者さまに伝わり、

患者さまの余計な力が抜けることで、
より治療の効果は高まります。

特に元々固くて揺動しにくい
背骨は手の力を抜くことで、
揺動しやすくなります。

力を抜くことができれば、

「患者さまを壊す」

ことは、ほぼなくなるハズです。

 

さらに手を通して
患者さまの身体を意識していけば
自ずと集中力が出てきます。

 

後は自分の感覚を磨き上げ、
反復練習を繰り返してください。

 

最後に私が最近行っている
“柔らかい手”を作る
簡単な方法をご紹介します。

用意するものは、
DRTプレーヤーなら必須(笑)の
ペットボトル(500ml)です。

できれば凹凸のない、
平坦なものがいいと思います。

ペットボトルに全体の
3分の1ほど水を入れ、
しっかりと蓋を
します。

それをベッドなどに置き、
両手をそっと置いて
ゆっくりと揺らしていきます。

 

感覚としては、手の中でペットボトルを
優しく前後させるだけです。

注意することは、
揺らした際に中の水を乱暴に
撹拌(かくはん)させないこと。

 

優しく揺らしても
水は当然揺れるのですが、
なるべく丁寧にリズムを
崩さず動かします。

 

水がバシャバシャ音を立てるのはNGです。

 

リコイルが上手く出来ていないと、

手首のスナップのせいで
ペットボトルの中の水は
大きく撹拌しています。

なるべく丁寧に、
繊細なイメージで行ってください。

 

【リコイルの正しいやり方】

慣れれば、それほど意識しなくても
容易に出来るようになってきます。

 

私は実際に背骨を揺動する時も、
このイメージで揺動しています。

 

ペットボトルをイメージすることで、
上から抑え込む力(PtoA)が入らず、
何より両手の力が均等になります。

 

(両手の力加減が
 バラバラだと水は撹拌します)

 

【誤ったリコイルのやり方】

 

そして丁寧に繊細に、
水を撹拌させないことを意識することで

ROD(背骨にかかる力の角度)は
自然な形で横方向に動きます。

 

(ただし椎骨の上を
 横滑りするのではありません)

 

去年 (H29)12月の研究発表会で、

「DRT の膝内障治療の全貌」

を発表してくださった嶋津先生も

『RODを真横に近い状態にすると
 脊髄神経、自律神経に効果的に
 アプローチできる』

とおっしゃられていましたが、
私もそう思います。

 

あくまで私の場合ですが、

このようにイメージして行うと、
特に下肢の指標が今までより
顕著に変わるようになりました。

 

感覚による部分もあり、
正しく伝えるのは難しいので

より詳しく知りたい場合は
私のセミナーを受けてください。

 

全国どこでも行きますよ(笑)。

 

今回はリコイルについて
書かせていただきましたが、

リコイルの上達は目的ではなく、

『いかに指標をクリアにする
 リコイルができるか』

が目的なので、みなさまも
様々な方法をお試しください。

(以前マスターインストラクターの
宮川先生もメルマガで書かれていました)

 

このアドバイスが少しでも、
みなさまのお役に立てるなら幸いです。

 

濵岡俊一郎

 

追伸

 

昨日は19期認定ベーシックが終了し
27名の先生が新たに認定
インストラクターとして誕生しました。

 

27名の先生おめでとうございます!

 

さて、セミナーの主題は
やはり”リコイル”。

 

特に胸椎で手が滑ってしまう
状況を打破するため、

ビニール袋を2枚重ねたものを
背中の上に載せて
手が滑らないリコイルを
全員で猛特訓しました。

 

その結果、皆さん
素晴らしい変化を遂げられました。

 

「DRTの勉強会は出たけど
 上原先生のベーシックは
 全く次元が違う。」

 

「本当に早く出たほうがいい!」

 

と参加者の先生方は感動されていました。

 

ご関心をお持ちの先生のために
直近のDRT認定ベーシックの
ご案内をさせていただきますと、

4月29日、30日の連休に
第21期DRT認定ベーシック
2デー合宿を開催されます。

 

残席も残り少なくないですので
お早めにお席を押さえることを
お勧めします。

 

ベーシックに参加するタイミングが
早いほど治療結果も売上も
早く上がるのは目に見えています!

↓↓↓
詳細はコチラから

濵岡 俊一郎()

自分の技術に限界を感じ、新たな治療法を模索している中で出会ったのがDRTでした。
DRTは方法こそシンプルですが、その効能は高く、まさに自分が探し求めていたものだと直感しました。
シンプルなのは、実は莫大な知識と試行錯誤した臨床の結果であり、その奥深さをさらに詳しく知りたいと思い、セミナーを受講しました。
指標が変化するので、その場で確かな成果がわかるのもDRTの魅力ですね!
これからもDRTを研鑽し、慢心せず常に向上できるよう、日々精進に励みます!