耳の遠い老人に施術の価値を伝えるには？
こんにちは。
埼玉県戸田市で
一人整体院を経営しております、
日高努と申します。
今回のメルマガは、
「耳の遠い老人に
ＤＲＴの価値を伝えるには？」
というテーマで
お伝えしたいと思います。
先日、
予約なく１人の患者さまが
ふらっと来院されました。
８８歳のおばあちゃん。
近くの整形外科に通っていらして
膝に溜まった水を抜いてもらってから
痛みが強くて歩けないとのこと。
当院に来てみたいと思っていたが
なかなかタイミングが合わず、
たまたま立ち寄ったとのことでした。
後日予約をお取りして
その日はお帰りいただいたのですが…
話してみると
そのおばあちゃん、
耳が遠いことがわかりました。
「怒鳴り声」とも
聞こえる大声でお話しされ、
耳もとで大声で返す
私の言葉は聞き取れない。
さてさてどうするか？
文字を書いても「読めない」らしく、
ご家族もいらっしゃらない。
私が発する言葉の
５回に１回位は
聞き取れているかもしれない？
という感じでした。
そのおばあちゃんの
施術がスタートする前に
考えました。
おばあちゃんは会話ができないわけですから
「三大指標が
クリアになっていくことを
このおばあちゃんと共有できれば
症状の軽減を実感していく筈だ！」
そう思った私は、
「三大指標が
クリアすれば大丈夫！」
とだけを伝え続け、
施術をスタートしました。
難しいことを
伝える必要はないのです。
問いかけや話しを
長い文章にすることなく、
「痛い？」
「どう？」
「大丈夫？」
「良かったですね」
こうした短い言葉のみ
大声で何度も言い続けました。
最初おばあちゃんは
「痛い膝を揉んで欲しい！」
の一点張りでしたが、
術後に歩きやすくなるのを
感じているらしく、
２回目、３回目と
帰り際の通ってくださり
現在６回で
少しずつ会話も成立するように
なってきました。
どうやら
膝が痛く歩けない以外にも
身体のバランスが悪くて
常に転びそうで怖い。
怖いからバランスを崩して
膝が痛いという繰返しのようでした。
当院に来るようになって、
痛みは大幅に減ったらしく
「もう少し続けてみる！」
とおっしゃっています。
毎回相変わらず、
会話がかみ合うことは殆どなく、
お互いに怒鳴り声のような大声が
響き渡っておりますが
おばあちゃんの生活が
楽になっていくために
これからもサポートしてまいります。
ＤＲＴはこのように
耳が聞こえずらい
話ができない
といった患者さんでも、
しっかりと三大指標を伝えることで
症状の改善を実感していただき
信頼関係を築くことができます。
いまいち、患者様に
想いが伝わらず、継続的な来院に
繋がっていないと感じる先生は
ぜひ基本の”三大指標”に
立ち戻ってみてください。
患者さんの反応は
見違えて変わるはずです！
最後までお読みいただきまして、
ありがとうございました。
感謝いたします。
日高 努
追伸
日高先生がおっしゃる通り
ＤＲＴの三大指標があれば
どんな患者さんでも
自信をもって改善に
導くことが可能です。
しかし
まだ三大指標の使い方が
わからないという方はいませんか。
はっきり言います。
それは本当に宝の持ち腐れです。
じゃあどうしたらいいのか？
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