患者さんがゼッタイ従う姿勢指導法とは?

皆さんこんにちは。

オーソライズド2期、
宮城県仙台市ジョイ・ハート整骨院の
遠藤幸一郎です。

先生の中には
治療の一環として
姿勢指導を行っている方が
いらっしゃると思います。

DRTでは
ペットボトルを使った
姿勢指導を行っていますが
皆様ご存知でしょうか。

施術だけでなく
姿勢指導も行うのは、

歯医者さんで言う所の
虫歯治療と歯磨き指導が
セットなのと同じ考えです。

いくら歯医者さんで
歯を綺麗にしても
日々の歯磨きを怠れば
歯や歯茎は劣化します。

姿勢指導も
“日々の正しい姿勢”を
癖づけるために行っています。

今や、日常生活や仕事などで
長時間、同じ姿勢でいることが
多くなっていると思います。

そして、この持続的な姿勢が
体へ及ぼす影響は大きいと思います。

特に座位姿勢での
連続的・継続的負荷は

場合によって治療効果を
打ち消すこともあります。

ですので、
良い治療結果を出すためにも
“正しい姿勢”をきちんと伝え
実践していただく必要があるんですね。

もっと具体的に言えば、
“日々の正しい姿勢”を
実践してもらうのには
3つの理由があります。

1:治療で整えた背骨の状態を維持する為

2:姿勢不良による上部頸椎の歪みの予防

3:背骨そのものを守る為

以上の目的を元に
姿勢指導を行っております。

しかし、姿勢指導をしたとしても

・ついつい正しい姿勢を怠ったり

・指導した方法とは違う
 独自のやり方になっていたり

・場合によっては体に負担をかける
 やり方になっていたり

と正しい姿勢を保ち続ける事は
なかなか難しいのが現状です。

ですから、日々の臨床で
三大指標の変化具合を
注意深く観察することが大切です。

例えば
治療前のC2の状態で
前回の治療から当日までの
姿勢負荷や体調などが
判断できると思います。

さて、DRTの姿勢指導は
皆様DVDをご覧になって
ご存知かと思いますが

椅子に座った際に
ペットボトルを背中に入れて行います。

患者様の気持ちとしては、

「ペットボトルを背中に入れると
 体にどんな影響があるの?」

「背筋を伸ばしていれば
 ペットボトルはいらないのでは?」

「クッションでもいいのでは?」

「市販の骨盤を整える椅子を使えばいいのでは?」

という疑問も少なからずあると思います。

そこで、皆様には
そんな時に役立つ方法を
ご説明させていただきます。

実際、どうするかと言いますと

患者様に
“正しい姿勢”と”悪い姿勢”が
体に及ぼす変化を
実体験していただくのです。

では、やり方をご説明いたします。

【1】椅子にいつも通りの姿勢で
   座っていただきます。

【2】座った状態で両腕もしくは片腕に
   12の指標の”五十肩の検査”をします。

(上肢に問題がある場合は
 健側のみで行うほうが安全です)

【3】今の座り方で、上肢がどこまで
   下がるかをチェックします。

【4】DRTの姿勢指導に
   僕のオリジナルを加えた
   ベストな姿勢をしてもらいます。

*今回、解りやすくするために
 ペットボトルではなく
 ヨガポールを使用しました。
 
 座面に使用しているのは
 ギムニク・ムービングクッション
 と言う物です。

 これは座面に斜頸を
 つけるために使っています。

【5】このセッティングで椅子に座って頂き
   再度、”五十肩の指標”をチェックする。

すると
姿勢が正され、身体が緩み
腕の可動域が上がります!

この体験をしていただくことで
患者さんも

「正しい姿勢をすると
 こんなに体が楽に動くのか!」

とやる気になってくれます。

今回は、
悪い姿勢→正しい姿勢
のやり方でしたが

順番を逆にして比較するなど
状況に合わせて実施するのも
良いとおもいます。

“五十肩の指標”は
月刊DRTオンライン
もしくは12の指標で公開していますので

DRTユーザーのあなたなら
必ず手に入れて頂きたいと思います。

たまに患者様で

「タオルを丸めて使っているから大丈夫」

「クッションを使っているから大丈夫」

という方いらっしゃいますが
そんな方にも是非、比較してみてください。

どれだけペットボトルが効果的か
お解りいただけると思います。

さて、私は
座位の正しい姿勢を作る際に
ペットボトルだけでなく、

座面の傾斜を作る
薄い目のゴムシートも使っています。

なぜなら
座面後方が下がっている椅子は、

腰を中心に上肢・下肢にも
負担がかかりやすいからです。

ですので、私の経験上
やはり”ペットボトル”と”座面の傾斜”が
最高の組み合わせだと思っています。

それでは、まとめに入ります。

ここまでご紹介した方法によって

患者様に

「背骨が正しい状態にある事が
 いかに大切なのか」

を実体験を通して伝えることが出来ます。

そして、患者様には
連続的・継続的な負荷をかける
今までの悪い習慣ではなく

“連続的・継続的な良い姿勢”

すなわち
“良い習慣”をお伝えして行きましょう!

いきなり患者様で実践するよりも
まずはご家族やスタッフさんで
お試しいただけたらと思います!

「他にもっといい方法があるよー」

という先生がいらっしゃいましたら
是非、お知らせいただけたらと思います!

最後までお読みいただきありがとうございます。

感謝致します。

遠藤幸一郎

 

追々伸
(あなたへのお願いです)

あなたもご存知の通り、
DRTは

・素人の方でも再現できるほど
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・重度の痛みから
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遠藤幸一郎(エンドウコウイチロウ)

今までは様々な勉強会などで学んだ治療テクニックを「足し算」していくことばかりでしたが、DRTと出会い上原先生から学んで以降は思考がガラッと変わりました。
自分が目指していた、術者にも患者にも利益をもたらす「治療の的確・集中化」はDRTにありました。
過去の余分なものを「引き算」し、治療はシンプル・短時間であるほど効果を上げるということがDRTのおかげで実感できました。
また、セミナーやオンラインで学ぶ度に大きな収穫になったのがDRT独自の指標です。施術効果の確認が大きな役割であるのと同時に、患者さん本人が気づかない体の問題点をクローズアップできることが専門家としての立場を強固なものにしていると考えています。
DRTは人生の支えとなる背骨を年齢問わず、一生にわたってケアできる最高の治療だと言えます。また、上原先生が仰る一般家庭に根付くレベルまで普及させることで、DRTにかかわる治療家の更なる地位向上になるのではないでしょうか。
この深遠なるDRTという治療と考え方を自分も微力ながら啓蒙、普及の一助を担えるよう努力したいと思います。
DRTにかかわる全ての人に幸福がもたらされることを願っています。
常に進化し続けるDRT。上原先生と同じ時代を生きられ、学べるというということに感謝致します。