DRTの精度を上げる”C2横突起の触診”のコツ

こんにちは!

横浜市でDRTはり NAGASAWAという
ひとり治療院をやっています、

オーソライズドインストラクターの
長澤亮です。

今回は、

『DRTの精度を上げる
 ”C2横突起の触診”のコツ』

というテーマでお届けします。

昨年のオーソのセミナーや
自分で開催したワークショップで
気づきがございましたので、

本日はその気付きについて
シェア致します。

DRTを学ばれている先生の
お役に立ちましたら幸いです。

さて、
昨年ワークショップを開催したところ、

C2(頚椎2番)のリスティング練習が
リクエストされました。

C2リスティングは、
DRTプレイヤーにとっては

“永遠のテーマ”

と言っても過言ではないぐらい
皆さん熱心に練習をしています。

オーソのセミナーでも、
多くの先生が熱心に練習されていました。

セミナーに参加された先生は
ご経験があるかもしれませんが、

セミナー中は
C2のリスティングがやりやすく
感じませんでしたか?

セミナーに参加される前に
上原先生の施術を受けたり、

セミナーでリコイルの練習を
していたりするので、

参加している先生のC2って
既に整っていることが多いように
感じたんですよね。

ワークショップの時にも
しっかり練習をするので、

割とすんなりと
C2のリスティングができるのです。

しかし、
私たち治療家の本番は
患者様のC2リスティングです。

特に初めて来院される患者様は、
お体のどこかに
不具合を感じておられます。

だからこそ、
治療院にいらっしゃるんですが…。

不具合を感じるということは、
C2のゆがみが大きいということです。

C2横突起触診のコツの1つとして、

両手をストンとベッドに
落としたときに

自分の中指ぐらいのところに
C2横突起があると言われます。

また、
上から

棘突起

関節突起

関節突起

横突起

と順番に触診する方法もあります。

ここで大切なのは
C2のズレが大きくなっている場合、

横突起の位置が地面と
平行ではないということです。

ですから、

“自分がいま触れているのは
本当に横突起なのか?”

を丁寧に感じることが大切です。

今更ながら、
今年になってからより一層
C2横突起を丁寧に触診するように
心がけております。

すると、
今までカルテに記入していた
リスティングと違う例が出てきたのです。

また、
毎週リスティングが入れ替わる
患者様もいらっしゃいました。

今までとリスティングが
違った事例では、

「いままでより
 疲れが取れやすくなりました」

「いつも週末になると
 腰が痛くなっていたのが、
 そうでもなくなってきました」

というように、
回復力が改善したのです。

リスティングが
入れ替わる患者様に

「目覚めた時に
 横向きになっていませんか?」

と伺うと、
その通りとのこと。

頚椎の2番は
様々な方向に歪むものということを
肝に銘じながら、

丁寧に触診をすることで
リコイルの結果がこれほどまで
変わるものなのだと感じました。

さらに、
横突起を丁寧に探して触れることで、
丁寧さが患者様にも伝わります。

私が常に気をつけていることは、
骨格模型を目の届くところに
置いて毎日見ることです。

写真ではわかりにくいような
立体的な位置関係が、

模型を見ることで
イメージしやすくなります。

そしてC2の形を自分の脳に
しっかりインプットして、

いま自分が触れているのは
どの部分なのか、

棘突起、関節突起、横突起の
触感の違いをしっかりと
手の感覚として刷り込むことが
おすすめです。

C2横突起の触診に
まだ自信がない先生は、

お近くで行われている
ワークショップや練習会を探して
練習するのがおすすめです。

今回の内容が
お役に立ちましたら幸いです。

ありがとうございます、
感謝いたします。

長澤亮

 

追伸

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長澤亮(ながさわりょう)

田園都市線「たまプラーザ」駅前で1999年に開業いたしました。土日祝日もご予約を承っておりますので、多忙な日々をお過ごしの方でも無理なく治療が受けられます。DRTは痛みもなくとてもソフトで気持ちのいい治療法で、わかりやすい3大指標をチェックすることで身体の変化が即座に体感できます。痛みを取るだけの一時的な治療だけでなく、弱ってしまった自然治癒力を根本から改善して、あなた本来の健康を取り戻すお手伝いを致します。詳細はHPをご覧いただき、お気軽にお問合せください。
【国家資格】鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師
【休診日】月・火曜日