【上原流】”治りたくない患者様”の対処法

こんにちは、上原です。

本日は

『【上原流】
 ”治りたくない患者様”の対処法』

というテーマでお届けします。

今回もご質問を頂きましたので、
お答えしていこうと思います。

「”治りたくない患者様”
 っているんですか?」

というご質問ですが…、
沢山いらっしゃると思います!

体が絶好調になると、
言い訳が出来なくなっちゃうことが
困るんでしょうね。(大汗)

例えば、
慢性的に腰が痛い男性は
沢山言い訳しますよね。

「私(俺)は
 腰が悪いのでそれ無理です!」

でも見た目は元気です。(汗笑)

当院にいらっしゃる患者様も
本当にお困りの患者様と、
そうでない患者様がいらっしゃいます。

私は自分が患者だったら
こうしてもらいたいと思うことを
ご提供しております。

ただし、
大人として当たり前という
大前提がございます。

最近では痛い時にだけ、

「この痛みを
 瞬時に無くして下さい!」

というような依頼は
放置するようにしております。

これが
“究極のエネルギーバンパイヤ”
だとわかったからです。(微笑)

以前の私は、

「そういう患者様は
 物凄く困っているのだから
 私が何とかしなくては!」

と必要以上に
頑張ってご対応しておりました。

でもある日、
私と患者様に温度差があることに
気がついちゃったのです!

その患者様は
本当に困っている訳ではないのですよね。

「ウォーキングしたいけど
 腰が痛くてできないから治してくれ!」

と言われて、
ご予約のお電話を頂いた時に

「絶対安静にして下さい!」

と何かあってはいけないと思い
最善を尽くしたご提供を致しました。

ですが当日には、
ウォーキングファッションで

「ここまで何キロも歩いてきたよ!」

と平然と仰います…。(汗笑)

もう真剣に対応する気が
一瞬でなくなりました。

何キロもウォーキングして
来院できるくらいお元気なのに、

ご予約のお電話のときには
緊急事態であるかのような
伝え方をなさります。

その患者様にとっては
ウォーキング出来ないことが
緊急事態なのでしょうね?!

本音としては、

「まだそんな状況だからいいけど
 これが本当にやばい状況になったら
 どうするのでしょう?!」

と思いました。

ですが、
実際そういう患者様を
沢山拝見しております。

「だからあの時に
 こういったじゃないですか!」

というように、
以前は真剣に対応しておりました。

でも、
やっと私も気が付いたのです!

そういう患者様は
実際に痛い思いをしないと
わからないんですよね。

ですから
万が一そうなった時は

「あっ!大変そうですね。」

という対応で十分なのです!(微笑)

以前、
80歳前の男性が
ぎっくり腰でいらっしゃいました。

このときに
藁にもすがる思いというのが
物凄く伝わってきました。

そして合計10回弱は
ご来院して頂きました。

最終的には、
全く腰も痛くない状態だと
仰って下さいました。

でも、

「いい状態を保つためにも
 最低月1回程度の定期的に
 予防の為いらした方が良いです」

などとかなり、
詳しくお伝えして対応致しました。

ですが、
結局その患者様は来られず…。

4~5年後ほど経った頃、
突然いらっしゃいました。

「また腰が痛くなったから
 一発で治してくれよ!」

と本当に仰いました。

4~5年前は本当に腰が悪く、
大変な思いをされて
藁にも縋るようなご態度でした。

でも今回は
超上から目線でした。(汗笑)

なんと、

「治療後なのにまだ痛いよ!!」

という感じで、
ちょっと怒り気味な感じでした。

こういう患者様は、

「前は一発で治ったじゃないか!」

と真顔で仰います。

こんなことを言われてしまうと、

「人の記憶は
 あやふやなんだなぁ~」

と思いますよね。

一発で治ったといっていますが、

以前も良くなるのに約5回、
合計で10回はいらして頂いてます。

そして3回目が終わった頃に
状況が良くなったんですよね。

それ以来いらしておりません。

元気でお過ごしだと
信じております。(微笑)

他人様のことは
何とでも言えますが、

私も健康管理を
しっかりしないとです!

私の場合は超元気なので
飲み過ぎですね。(大汗笑)

御精読ありがとうございます。

感謝致します。

DRTは、
今も常に進歩している施術法です。

DRTを御使い頂いている先生方の
更なるご発展を祈念致します。

先生がたも
私と一緒に頑張り続けましょう!

 

追伸
(あなたへのお願いです…)

DRTは、クチコミで
広がっている治療法です。

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上原 宏(上原 宏)

昭和60年 按摩マッサージ指圧師免許所得(国家免許証番号第28480号)1986年開業。過去の患者数のべ13万人を超える臨床経験。治療家を目指した当初から上部頸椎カイロプラクティックをアメリカのシャーマン大学で本来なら4年かかるところを特別に半年間集中プログラムを受講することができ修了証も授与される上部頸椎治療の第一人者。