一般治療家が“絶対にやるべき”4つの事前準備とは?

メルマガをご覧の皆様こんにちは。

スーパーレイティブ4期の
田中と申します。
よろしくお願いします。

DRTは、習熟度の違いで
多少の前後はありますが
約10分で成果を出せるという、
素晴らしい技術です。

短時間集中にして
結果主義のDRTの特性上、

患者さんは慰安ではなく
「治る」という
結果のみを求めて来院されます。

ちなみにここで言う「治る」は
一時的変化ではなく、
「治っている状態」が持続的に続く。

そして「例え痛くなっても寝れば治る状態」
になる事を指しています。

ですから、そこに対して、
「質の高いDRTを提供する」
はとても大きな鍵になってくると思います。

競合の多い治療院業界の中で、
息の長い経営をしようと思ったら、

・新規は紹介での来院が多い

・症状があれば再初診という形で
再び来院する人が多い

・定期検診の方も多く、
離脱していく人が少ない

という状況を作ると
『流入(新規、再初診)>離脱』
のバランスとなり
患者数が一定になるので経営が安定します。

そのために必要なことが、
「質の高いDRTを提供する」
を継続的に行うに尽きます。

そしてこれに対する
必要な施策の一つとして、
『施術集中環境を作る』
ということが挙げられると思います。

要はDRTプレーヤーが
DRTのみに集中する環境を作る
ということです。

経営として施術を提供していると、
施術以外の様々な要因が
施術環境を侵害してきます。

例えば

・施術の最中にかかってくる電話
・肉体的な疲労
・雑念
・院内環境

などなど。

これらの事に対して
事前にどれだけ『準備』をして
邪魔されない状況を作っておくかで
『施術集中環境』の
クオリティーは上がります。

そしてそれに伴って提供できる
DRTの質も上がります。

提供できるDRTの質が上がれば、
高水準の施術方法ですから
自ずと経営も安定してくるはずです。

では具体的には
どんな『準備』をするのか
ということですが、
無数にある上に個人差があると思います。

そこで私が取り組んでいる
『準備』をご紹介させていただきます。

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1.施術の最中にかかってくる電話

予約かもしれないし、
営業電話かもしれないけど
出ないワケにはいかない電話。

施術を中断して電話に出ていいのは
余程の天才治療家だけで、
私を含め一般ピープルの治療家がこれやったら、
間違いなくリピートに響くでしょう。

また施術中は変性意識状態に入っているので、
中断してまた同じ意識状態に入るのなんて
神業です。

ですからゴッドハンドでない
一般治療家は対策が必要です。

おすすめの対策は…

■『公式LINE』『予約システム』など
電話予約以外のネット予約を導入する

■電話オペレーターを外注して、
電話を受けてもらう

■留守番電話で
「施術中なので後でかけ直します」
のメッセージで対応

■受付を雇う

この中で最も効果があったのが、
ネット予約と受付を雇用することでした。

2.肉体的な疲労

どんな効率の良い施術方法だって、
肉体労働であることは否めません。

人数をこなしていくと
肉体的に疲労します。

疲労が蓄積すると提供している
DRTの質が低下し、
経営的な数字に影響し始めます。

おすすめの対策は…

■姿勢

■筋トレ

■睡眠

■プロテインやアミノ酸など
栄養補助食品を併用する

■体重の管理

と自分のフィジカルを強くして
おく事がとても大切です。

フィジカルが強くなれば
メンタルも比例して強くなります。

質の高いDRTを提供し続けるには、
フィジカルとメンタルの強さは必須です。

その強さと売り上げも
明確な比例関係にありますので、
ここへの準備はとても大切な要素です。

3.雑念

苦手な患者さんとか、
治らない患者さんがとかいますよね。

勿論、難しい患者さんに関しては
症状を勉強したり、
治療のための予習をしておく事は
当たり前としてですよ。

それでもそこに意識を取られて、
施術中に雑念が入れば
提供しているDRTの質は低下し、
リピートが落ち、紹介が減っていきます。

全ての解決は難しいのですが
おすすめの方法は…

■「こう来たら、こう返す」
みたいなパターンを
複数作っておくという事です。

例えば…

「まだ痛い」
「次はいつ来たら良いですか?」
「前より痛い。痛いところが変わった」
「本当に治るんですか?」
「何回で治るんですか?」

と、よく聞かれる事がありますよね。
これに対して、

「さっきと比べたらどうですか?」
「最低でも週1回、最低でも2回で10回」
「治るの楽しみにしててくださいね」

などなど答えのパターンを作っておきます。

(三大指標が変化して、
検査上の施術効果が出ていることが前提)

また、

「全っ然っ!!変わんないんだけど!」
「姿勢?そんなことできない!」
「予約時間過ぎてて間に合わないから
キャンセルします」

みたいな人に対しては、
「このラインを超えたら以後の予約を断る」
という退場ルールも作っておきます。

このように人間やることが決まっていると、
脳のスペックの消費が減って
余裕ができます。

受け答えパターンは多ければ多いほど
余裕ができます。

この余裕が雑念を減らし、
質の高いDRTを提供する
ことにつながると思います。

想定される事柄について
考えうる限り書き出して
受け答えパターンを作っておくことは、
とてもオススメの方法です。

4.院内環境

DRT創始者の上原先生の治療院に行くと、
整理整頓が徹底されています。

壁にキッチリ沿って
配置された電気コード。

折り込まれたカーテンは
一度解こうものなら常人では戻せないほど丁寧。

引き出しの中は、
一つ一つのモノが入学式の
体育館みたいにキッチリ整列。

上原先生ほどの治療家でも、
当たり前のことを
当たり前以上にやっていらっしゃいます。

患者さんが離脱する理由の一つに
「院が汚い」というのがあるので、
掃除、整理整頓は大切です。

それ以外にも、きちんと掃除されて
整理整頓された空間で施術を行うことは、
施術者の頭をすっきりクリアにさせます。

この環境が提供するDRTの質も向上させ、
きっと数字に反映されるはずです。

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以上が
「一般治療家が“絶対にやるべき”
4つの事前準備」という話でした。

私は治療院を経営して21年経ちますが、
『施術以外の準備がいかに大切か』
という事はDRT哲学を通して学びました。

こうやって考えると、
例え来院数が少なくても
やる事は多いですからね。

治療院経営は忙しい仕事だと思います。

お読みいただき
ありがとうございました。

田中 雅浩

田中雅浩(たなか まさひろ)

不調にお悩みの方のお役に立てるように頑張りますので、よろしくお願いいたします。