私の失敗談!ぎっくり腰患者様から教えて頂いた事とは?
こんにちは!
大阪府東大阪市で整骨院を
させていただいております
大熊達也と申します。
本日は、
私の失敗談をお届け
したいと想います。
当院によく寝違いで通院されて
おられる患者さま「Aさん」です。
朝一番で電話が鳴り
響きました
A:「先生!朝から、めちゃ腰が痛いんです!
なんとかしてください!」
私:「Aさん、どうされました?
どのようにしてなられましたか?」
A:「くしゃみです!くしゃみをしたら、
ギクっと!イテテテテ・・・・」
→お話途中でもかなり痛そうでした。
Aさんは学校関係のお仕事をされているので
早くなんとか動けるようになりたいとのことでした。
幸い立って歩けそうなので来院可能でした。
私:「とにかく、来てもらえますか?」
→朝一の前には急患さんのために少しだけ
余裕を持っております。
A:「わかりました、すぐ行きます!」
Aさんが来院されて、
まず第一印象はすごくお身体が
斜めに歪んで歩いておられるな~
という感じでした。
痛みから避けるような姿勢です。
かなり痛そうでした。
最初はうつ伏せになれるか
聞いてみました。
Aさん:「上向きは無理ですが、
うつ伏せか横向きはなれます」
ゆっくり~ ゆっくり~
時間はかかりましたが
うつ伏せになれました。
そこで
3大指標の検査を
させていただきました。
左下腿に3か所激痛がありました。
僧帽筋は右、C2は右です。
“最小の刺激で最大の効果を!”
ということを心がけて
いつもより2割くらいの力で
最初はほとんど揺動させず、
回数だけしっかり数えるように
しました。
この時、いろいろ考えない方が
良いと思います。
例えば、
“もしこれで効果がなかったらどうしよう?”
とか
“次はテーピングしようかな?”
などは考えず、
回数を数えることに
集中した方がいいと思います。
腰椎が終わり、胸椎に入ったところで
少し緩んだ感じがありましたので
圧とスピードは一定にさせ、
ほんの少しだけ揺動幅を広げました。
私の姿勢も下半身は安定させ
上半身は「柳のように」を心がけました。
P to Aはもちろん「0」を心がけます。
それで上の方まで揺動させ
規定回数をさせていただきました。
術後です。
下腿の指標
激痛箇所は2か所クリアになり、
残りの一か所は
ペインスケール「10」→「5」
くらいになりました。
C2、僧帽筋はクリアでした。
(腹圧はできませんでした)
症状的には前屈はできる
ようになりました。
歩き方も少し速くなりました。
全体的なペインスケールは
「10」→「5」くらいでした。
DRTを知らなかった
今までの私だったら
またこれから違う手技を
してしまうのですが
「特に痛いときほど、刺激は少ない方がいいんですよ」
と言いきれました。
そこまでは良かったのです。
しかし・・・
私は次の予約を1週間後に
してしまったのです。
ここが私の失敗した
ところです。
1週間後に来ていただいた時、
Aさん:「痛みが最初より少しましになりました~」
とおっしゃっていただけました。
「10」→「6」くらいだと言われました。
そして、その日も3割くらいの力で
させていただきました。
ペインスケールは
「10」→「4」
動きは明らかに早くなり
後屈も少しできるように
なりました。
そこで
また1週間後に予約を
とりました。
その繰り返しで
3回目でのペインスケールは
「10」→「4」と変わり
ませんでした。
そこで私はやっと自分の
間違いに気付きました。
患者さまの時間と
お金は心配せずに
施術間隔のベストな
アドバイスをして
時には強く説得し、
納得していただくことも
必要なのだと感じました。
ピークアウトの時期も
あるのでしょうが
4回目から予約を2日ごとに
させていたきました。
すると改善率が大幅に
あがりました。
結局は患者さまが痛みで
苦しんでいる期間も短く
なることが身にしみて
わかりました。
それを教えてくださったのは
まぎれもなく患者さまでした。
上原先生からは
DVDやオンライン塾などで
何度も聞いていたのに
それができておりませんでした。
深く反省いたしました。
これも
「同情」は良いが
「共感」は駄目
ということだと
理解しております。
本当に私はいろいろな方から
気づきをいただきます。
有難いです。
感謝しております。
大熊達也
追伸
上原先生の
“12の指標オンラインマニュアル”
ではこうしたぎっくり腰患者
さんへのアドバイスや指標等が
事細かく説明されています。
DRT月間オンラインとは別に
患者様の早い回復のためにも
是非こちらの内容も押さえて
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