【失敗から学ぶ】”うつ患者様”へのアドバイス

こんにちは、上原です。

本日は

『【失敗から学ぶ】
 ”うつ患者様”へのアドバイス』

というテーマでお届けします。

つい先日、
メルマガ読者様から

「うつ病の治療中なんですが、
 だるさなどを改善することは
 できますか?」

というご質問を頂きました。

うつ病などの自律神経関連病は
DRTの得意分野ですよ!

当院でも、
うつ病の患者様が
良くなっております。

最近、10年来のうつ病の患者様も
良くなりました。

その患者様は10年以上も
“うつ病の薬”を飲んでいたそうです。

ですが最近、

「凄く調子が良いので、
 薬を止めようと思います!」

と仰って下さいました。

薬を止めたいと思えたのって
とってもいいことですよね!

さらに1ヶ月後
その患者様にお話しを伺うと、

「これだけ長い期間、
 薬を飲まずに過ごせました!」

と喜んでおられました。

これだけでも
すごいことなんですが、

そこから薬の離脱症状が
また、凄かったんです。

この患者様は50歳前後の
恰幅の良い男性の方なんですが、

「最近食べると
 気持ち悪くなるんですよね…。

 何ででしょうか?」

とご質問を受けました。

そこで

「それは食べ過ぎです!(微笑)
 腹八分目にして下さいね」

とお伝えしたところ、
その後は大丈夫だったみたいです。(喜)

この患者様は年齢も年齢なので、
とんかつなどの脂物が
もう受け付けないんですよね。

「でも以前は
 とんかつを食べても
 全然平気だったんです…」

と仰いましたが、

それは、
うつ病の薬が胃薬の役割を
果たしていたからなんですよね。

そして、
長年飲み続けていた薬を止めると、

離脱症状が現れることを
ご説明いたしました。

すると患者様は、

「え~っ!
 そんな離脱症状が
 あるのですか?!

 不思議…。(笑)」

と仰っていましたが、
それ以来は胃腸の不調もなく
無事改善に向かいました。

この患者様は
以前は週2回で通っていたのが
今では2週間に1回になりましたね。

特にひどい症状もなく、
あるのはちょっとした疲れくらいです。

今ではもう、
うつ病も薬の離脱症状も大丈夫みたいです!(喜)

人間の治癒力は凄いですね!(微笑)

ですが、
このような成功ばかりでなく、

先日は久しぶりに
アドバイスで失敗しました。

主訴が肩こり・腰痛・胃痛の
女性患者様の例です。

何度か来院されて、
肩こりと腰痛、胃痛の症状も
良くなってこられたのですが、

ここで私がしてしまった失敗とは…?

それをお話しする前に、
過去のメルマガで不眠症について
お伝えした内容をまずお読みください。

↓↓

————————-
先生は良い睡眠って
どのようなものだと思いますか?

なんと
不眠症に悩む大半の方が、

11時に寝て朝の7時まで一度も
起きないのが良い睡眠であると
思っているそうなんです。

ですが、
私はそれ違うと思います。

脳は脳が求める睡眠を
何より最優先するのです。

ですから、
眠れないということは
脳が睡眠を欲してないのです。

一番やってはいけないことは、
眠れないから起きてしまうことです。

多くの不眠症の方は、
眠れないからといって起きて
何かしらの作業をしてしまいます。

このように起きてしまうから
疲れも取れないのです!

本来、人間は
最低8時間は横になって、

重力から体を開放する
必要があるのです。

連続8時間でなくても、
テレビなどを横になってみる時間も
8時間に含めて大丈夫です。

ですから
例え眠れなかったとしても、

8時間は横になって体を重力から
解放するようにして下さい。

そうすれば、
眠れないからといって
睡眠薬を飲む必要もなくなります!

————————

この内容を、
先ほどの女性患者様に
お伝えしたんです。

するとその後しばらくたって、
次回の予約をャンセルする旨の
お電話がございました。

そのとき気が付いたんです…。

「しまった!

 たぶん、この女性患者様は
 睡眠薬を飲んでいたのだ!(大汗)」

薬が好きな患者様に、
薬を止めること及び否定することは
絶対してはいけないことなのです。

「久しぶりに薬関係で
 失敗した!」

と思いました。

状態がとても良くなったことで、
患者様との信頼関係が築けていると
勘違いしてしまいました。

このような失敗は、
体調が良くなりもう来なくても
大丈夫な状態の時に起きやすいです。

ですがおそらく、
また状態が酷くなれば
戻ってきて下さると思います。

月1回であっても、
予防の為に来て下されば
辛い思いをしなくて済むはずです。

私の薬へのアドバイスが
マイナスに作用してしまいました。

私はうつ病の患者様に
薬を止めるようにアドバイスするのは
20年以上前からしておりません。

むしろ、

「飲みたいなら
 何でも飲めばいいですよ!

 体調が良くなれば、
 自然に飲みたくなくなりますから!」

このような感じで
お伝えしております。

余計な不眠症対策を
自慢してしまったせいですね!

私も慢心した状態を
改善しないといけませんね。

御精読ありがとうございます。

感謝致します。

DRTは、
今も常に進歩している施術法です。

DRTを御使い頂いている先生方の
更なるご発展を祈念致します。

先生がたも私と一緒に
頑張り続けましょう!

 

追伸

年に一度のDRTの祭典、
第7回DRT研究発表会の開催が
決定いたしました!

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募集スタートは、
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懇親会も一緒に申し込む場合は
10000円(税抜)予定です。

申し込み忘れで後悔しないように
今からスケジュール帳に
メモしておいてくださいね。

※お申し込みは
 DRT月刊オンライン会員(日本DRT協会院)
 であることが条件です。

※先行予約はできませんので
 あらかじめご了承ください。

 

追々伸
(あなたへのお願いです…)

DRTは、クチコミで
広がっている治療法です。

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上原 宏(上原 宏)

昭和60年 按摩マッサージ指圧師免許所得(国家免許証番号第28480号)1986年開業。過去の患者数のべ13万人を超える臨床経験。治療家を目指した当初から上部頸椎カイロプラクティックをアメリカのシャーマン大学で本来なら4年かかるところを特別に半年間集中プログラムを受講することができ修了証も授与される上部頸椎治療の第一人者。