【必見】もう”2度と”主訴に惑わされない方法

こんにちは。

DRTマスター
インストラクターの
大熊達也です。

どうぞよろしく
お願いいたします。

先日の第3回
DRT研究発表会では、

貴重な体験をさせていただき
本当にありがとうございました。

心から感謝いたします。

また諸先生方の
貴重な研究発表は、
非常に勉強になりました。

ありがとうございます。

今回は
「症状を追わないだけでなく
 主訴に惑わされない!」
というテーマです。

  
研究発表会の次の日、
上原先生が経営している
お茶の水カイロプラクティックへ
施術を受けに行って参りました。

今回は、その様子を
報告させていただきます。

すごくお役に立つ内容だと思います。

まずは問診からです。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

上原先生:
「特にどこか
 気になるところはありますか?」

私:
「右の首と左の膝が痛いです」

上原先生:
「膝はどうやったら痛いですか?
 屈伸とかしたら痛いですか?」

私:
「屈伸したら痛いです」

上原先生:
「わかりました。
 仰向けになってください!
 
 何かして、痛めちゃったんですか?」

私:
「マラソンの練習で走ったんですよ」

上原先生:
「へ~手をお腹の上に乗せて」

三大指標の検査に入ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

肩の検査では、
右の僧帽筋の2番目と
3番目と右の首が
飛び上がるくらい痛かったです!

上原先生:
「これと、これと、
 これが痛いですよね~」

私:「はい!」
  (苦痛の表情です(笑) )

上原先生:
「こっちよりこれ!ですよね!」

私:「痛いです!痛いです!」

上原先生:「起きてください」

次は座位になります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

上原先生:「これは?」

私:「痛いです」

上原先生:
「これ痛いですよね、
 これも痛いですよね」

私:「はい」

上原先生:
「下向きになってください。

 もうちょい上です。

 はい、ありがとうございます」

上原先生:
「こっちが硬いですね」

(右)かかとの検査に入ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

右が硬いですが、
実は痛いのは左だったのです。

左のかかとを外にしてみます。

私:「左が痛いです」

上原先生:
「こうすると、
 足首、膝、股関節だったら、
 どこが痛いですか?」
 
 
私:「左の足首が痛いです」

上原先生:
「膝より足首の方が痛い!

 これは?
 (膝の指標を触られながら)」

私:「痛いです」

上原先生:
「これと、これ、
 どっちが痛いですか?」
 (膝と足首を比べる)

私:「足首の方が痛いです」

上原先生:
「この検査から分かるのは、
 本当に悪いのは膝ではなくて
 足首なんですよ!」

例えば他の施術所に行って、
膝が痛いからといって

膝ばかり施術していても
良くならないということが
あると思います。

それは、
“痛みの原因”の足首が
良くなっていないからなのです。

DRTで背骨を調整すれば、
自然に調整が出来て
足首の調整までも出来てしまいます。

大切なのは、
検査で症状の原因が分かっていれば、

「あなたは膝が痛い
 と言っているけど、
 
 本当は足首が悪いんですよ」
 
と言うことができますし、

「足首は痛くないですか」
と聞いてあげれば

患者さまも
「そういえば」みたいな、

思い当たる原因が
見つかる可能性がある
ということです。

私の症状の場合ですと、

「足首をかばって
 変な走り方をしているから
 膝にきちゃうんですよ」
 
と的確なアドバイスができます。

三大指標検査の実況に戻ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

下腿の検査は右3番目、
4番目が激痛でした。

三大指標は価値があるのは
もちろんですが、

12の指標まで分かっていれば、
こういうことまで全部わかります。

そうすると
より詳細なことが
たくさん患者さまに言えます。

先生に改めて確認されます。

上原先生:
「これよりもこれが痛いですよね!」
「何かありました?」

私:
「実は、高校の時に
部活でサッカーをしていて、
すごい捻挫をしたんです」

上原先生:
「それが症状に
 出てきちゃってるんですよ」

かくれすべり症の検査をしたところ
L5の部分が少しだけ痛みを感じます。

上原先生:
「L5の神経支配領域は
 こういうところに関係するので
 こういう風になっちゃうんです」
 
 
「でも全部チェックしても
 問題が起きているのは
 C2なんですよ」

ここから施術に入ります。

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ティッシュプルが効いていて
心地よいリコイル、

背骨の状態に合わせたリコイル
本当に心地よく素晴らしいです。
(芸術です)

施術後、上原先生から
貴重なアドバイスをいただけました。

「チェックは必ず
 検査した同じ方向から、

 同じ手で再チェックするように
 してください」

これは私も意識することはなかったので
貴重なアドバイスでした。

そして術後の再チェックは
足首、膝、すべて
クリアになりました。

さらに、
足首の調整も教えていただき、
すごく楽になりました。

足首の調整をすることで、
膝の調整もできています。
(30秒ほどです)

3大指標もそうですが、
12の指標もすごい価値があると
改めて分かりました。

これだけの変化が
わずかな時間で出せるのです。

背骨を全部きっちりとやれば、
足首とかも良くなります。

柔道整復師は
主訴が膝だとしたら、
膝しか施術しないところが多いです。

しかし、
主訴である膝の施術だけでは
治らない場合が多いです。

今回、検査をすることで
足首が原因ということを
見つけることができました。

そうすると、脳が
「足首に問題が起きているんだ」
ということを認識します!

つまり、再起動するのです。
脳は痛みを忘れる作用があるんです。

忘れるということは、
そこを治すということも
しなくなるんです。

それが「古傷」と
言われる部分なんです。

その部分は
本来「10」動くところが
「7」くらいで
運動制限を起こすのです。

それよりちょっと頑張り、
「8」くらいの状態になると
「痛い」ということになります。

「痛い⇒ヤバイ⇒動かないようにしよう」

それが無意識になされているのです。

そこを1回開放してあげて、

「検査で痛いところ、
 そこが悪いところなんだよ!」
 
と教えてさしあげるのです。

脳と背骨を通して
背骨がずれたことによって、

正常な機能が
働かなくなっているのが

カイロプラクティックの
サブラクセイションなんです。

背骨を調整することによって
再起動してあげれば。
症状は良くなっていくんです。

そういうことを見つけてあげると、
自分の主訴と関係ないところが
一番重症の場合があるのです。

例えば、
「左の肩がすごく痛くて凝っている」
と患者様が言っていても

右の肩に圧痛があれば、
右肩の痛みが
どんどんこじれて
左に出ている場合もあります。

私の場合ですと

「前回、膝が痛くなっていたが
 足首の原因がなくなると
 膝も良くなっているでしょう」
 
と言えるのです。

そこで何も言っていないと

「膝は良くなったけど
 足首が痛くなっちゃったのよね」
 
と言われる可能性もあります。

3大指標が使えるように、
12の指標も使えるようになると
よりいいと改めて想いました。

ここまでお読みいただきまして
本当にありがとうございました。

今回の東京訪問は
学び多き素晴らしいものとなりました。

貴重な発表経験、
また貴重な施術体験を
させていただきました。

本当にありがとうございました。

私にとって非常に
有意義な東京訪問となりました。

今後もますます
精進していきたいと思います。

ありがとうございます
心より感謝いたします

大熊 達也

追伸

お陰さまで第15期DRT認定ベーシックは
満席となりました。

既にウエイティングの先生が4名も
おられるとのことで、

早急に第16期DRT認定ベーシックの
募集準備を致します。

開催はゴールデンウイーク前の
4月23日とゴールデンウイーク明けの
5月21日です。

募集スタートは2月初旬を予定しています。

御参加希望の先生は、
早めに予定を確認しておくことを
お勧め致します。

ありがとうございます。
感謝いたします。