“逆転の発想”でメキメキ上達するリコイルの練習方法とは?

みなさま、
いつもありがとうございます。

愛媛県松山市でさくら治療院を
させて頂いています
濵岡と申します。

私事になり恐縮ですが、
自分で開催した
初めてとなるセミナーを

3・4月と計2回セットで
させて頂きました。

参加された方は
治療家の先生ではなく、

DRTはもちろん
治療の知識も経験もない
一般の方でした。

おかげさまで、
何もわからない方に
シンプルにDRTを
どう伝えればいいか、

どうすれば体得して頂けるか、
貴重な体験をさせて頂きました。

結論から言えば、
最初はどうしていいか
戸惑っていた参加者も
徐々に手順やコツを理解し

セミナーの最後には
きちんとした変化が
出せるようになっていました。

DRTは正しく行えば
必ず効果が出る素晴らしい治療法だと
改めて実感しました。

今回はそのセミナーで
実際に行ったリコイルする際の、

「きちんとできているかどうか」

の自己判断法について書いてみます。

リコイルに大切なのは

1.PtoAをかけすぎない
2.RODの角度(ラインオブドライブ)
3.リズム
(1.1.1.2.2.2.3.3.3…)
4. 回数
5.揺動の力加減を同じにする

など、いろいろと
ポイントがありますが
大切なことは

「揺らすことにこだわらない」
~~~~~~~~~~~~~~

メルマガで
他の先生もご指摘されているように
「揺らすこと」にこだわると

力任せになったり、
リコイルのリズムも
おかしくなってしまいます。

背骨は「結果、揺れる」のであって
そのためにはどれだけ力が抜けるかが
大事になります。

どうしても力が入ったり、
リズムが不均等になりがちです。

リズムは上原先生が
セミナーでも指導されているように

最初は
「1.1.1.2.2.2.3.3.3…」
と口に出して行い

リズムと揺動が一致してできるよう
徹底して身体に覚えさせることが
いいと思います。

揺動の力加減も
不規則にならないよう
注意して下さい。

ご本人は一生懸命で
気づいていないのですが
意外と不規則な力加減で
揺動していることが少なくありません。

また両手のバランスが
崩れてしまっていることも
多いのではないかと思います。

DRT は文字通り

『D = ダブルハンド』
『R= リコイル』
『T= テクニック』

なので、当然両手で
行うテクニックです。

両手で行っていると、
実は、片手がきちんと
動けていなくても

何となくできている錯覚に
陥りやすいことがあります。

そこで「逆転の発想」です。

前回のセミナーでは、

「ある程度リコイルのコツが
 掴めてきたなぁ~」
 
と思うと
今度はわざとシングルハンド、
片手でリコイルを
行ってもらいました。

シングルハンドと言っても、
最初から最後まで
片手で行うのではなく、
ダブルハンドでリコイルをしている最中

「はい、右手外して~」

「戻して~」

「今度は左手外して~」

と指示し、リコイルのリズム、
揺動の幅はそのままで
片手でリコイルを
続けてもらいます。

片手になることで、
より揺動がスムーズにできているのか
逆にぎこちなく揺動しているのか、
一発で自覚できます。

特に片手は腰椎、片手は胸椎など
脊椎のS字湾曲の関係上

揺動のしやすい場所、
そうでない場所を同時に
揺動している時に
シングルハンドにすると、

安定したリズムが
突然狂ってしまうこともあります。

その理由は揺動する時
動かしやすい片手に合わせて
無意識に力を入れすぎて
リコイルしていたからですね。

片手になった途端、
背骨を触っている感覚が
わからなくなった
という意見もありました。

それくらい片手にすることで
いろいろな気づきや
発見があります。

シングルハンドはセミナーや
仲間内での練習の時などに
試してみて下さい。

シングルハンドでも
ダブルハンドでも

変わりなくスムーズに
リコイルできるようになれば
調整の精度はかなり高まると思います。

また片手での揺動が
上手になれば、上下の移動も
簡単にできるようになります。

よろしければ、
自分がどのように
リコイルをしているか

再確認も兼ねて
シングルハンドでお確かめ下さい。

私が行っていることが、
少しでもみなさまの参考に
なれば幸いです。

ご精読ありがとうございました。

濵岡 俊一郎

追伸

上原です。

濵岡先生、かなり
上級者です。

この練習をすればDRTの
底深さが良く分かると思います。

素晴らしい活動です。

一家に1人DRTが出来る人が
いたらどれだけ健康な人が増えます。

DRTで結果を出して
患者さんにも教えられるようになったら
素晴らしい社会貢献だと思いませんか?

このセミナーに参加すれば
先生のDRTは驚くほど上達し
患者さんを救う真の力を
手に入れられます。

第17期DRT認定ベーシックセミナー
6/4・7/2 開催

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濵岡 俊一郎()

自分の技術に限界を感じ、新たな治療法を模索している中で出会ったのがDRTでした。
DRTは方法こそシンプルですが、その効能は高く、まさに自分が探し求めていたものだと直感しました。
シンプルなのは、実は莫大な知識と試行錯誤した臨床の結果であり、その奥深さをさらに詳しく知りたいと思い、セミナーを受講しました。
指標が変化するので、その場で確かな成果がわかるのもDRTの魅力ですね!
これからもDRTを研鑽し、慢心せず常に向上できるよう、日々精進に励みます!