【画像あり】老齢の関節拘縮もDRTなら治療効果は抜群です!

こんにちは。

北海道函館市、アドバンス
インストラクターの圖師です。
今回は訪問マッサージをされている先生
からご質問を頂きました。
「関節拘縮がなかなか改善しません。
DRTは関節拘縮にも効果はあるのでしょうか。」

と、言うご質問でした。
答えは「あります。」です。

 

私は関節拘縮のある方には
全てDRTを行っています。
ROM訓練を行う上で重要なのは、

筋肉の防御収縮をいかに
OFFの状態にするかです。

筋肉が強く収縮した状態で
ROM訓練を行っても効果は
ありません。
訪問マッサージを行っている方は、

それぞれの手技で対応
しているのですが、

この部分に時間を取られる
ことが多いのです。

DRTをROM訓練前に行うと、

あっという間に防御収縮を
OFFの状態にすることが出来ます。

実際に事例を写真で説明
させていただきます。

以下は施術前の写真です。
↓↓

施術前の状態は肘関節の
角度が80度ぐらいです。

この状態で引っ張って伸展させよ
うとしても筋肉の強い抵抗が
あり全く伸びません。

↓「DRT後」施した後の状態です。

 

DRTをした後に関節硬結なので
筋肉の収縮改善ポイントを
軽く刺激しながら肘関節を伸展します。

すると上記の写真のように
スムーズに肘が伸びてきます。

この状態にしてはじめて
ROM訓練の効果が発揮できます。

DRTでブレーカーを上げ、
防御収縮改善ポイントの
手技でスイッチを入れる。

というイメージでしょうか。

この方は施設にいる方で、
訪問マッサージ開始時の状態は

肘関節の角度130°
でした。

それからDRT施術を継続して
1か月半続けて頂き

肘関節の角度が40に
まで改善しています。

マッサージの保険は

筋麻痺
関節拘縮
その他、医師が認めたもの。となっています。

筋麻痺に関しても
DRTは全身状態を改善し、
残存機能を高めてくれるので

今までにない効果が
期待できると思います。

麻痺している方で

・腕の動きが良くなった

・足の運びが良くなった

など、DRTをしていると
珍しいことではありません。

むくみなども周囲が驚く
ほど効果が出ることも
しばしばです。

訪問マッサージの現場では
仰臥位でDRTをできる方は
少ないと思います。

座位や側臥位又は仰臥位での
施術の事が多いので、

お近くのDRTインストラクターに
指導を受けて頂ければと思います。

今後、ますます保険の取り扱いは
難しくなっていきます。

「関節拘縮」
「筋麻痺」

に対するマッサージの治療効果を
厳しく要求されるのは必至です。

DRTはその要求に応える
ための強い武器になると
確信しています。

ここまでお読みいただき
ありがとうございました。
桃李治療院
圖師 浩志

 

 

圖師 浩志(ズシ ヒロシ)

訪問鍼灸マッサージと実費治療を行っています。DRTは1年前から治療で使っていて確かな効果を感じていましたが、さらに治療効果の精度を上げるため認定インストラクターセミナーを受講しました。この素晴らしい治療法を北海道に広めて行きたいと思います。函館だけでなく道内各地の出張セミナーなども開催予定なので、ご希望の方はHPからお気軽に御相談下さい。