【上原流】ダブルブッキングの対処法

こんにちは、上原です。

今回は

『【上原流】ダブルブッキングの対処法』

と言うテーマで
お伝えいたします。

患者さんからの予約が込み合ってくると
どうしても起こりやすいのが
ダブルブッキングです。

ダブルブッキングは、
患者様からの信頼を落としかねない
ミスですよね。

ですが、ダブルブッキングの対応は
私の得意分野です（微笑）

ダブルブッキングは起こらないことが
一番好ましいですが
私もたまにしてしまいます（汗）

私がしがちなミスとして
日付と曜日が違うことが多々ございます。

もし、してしまった場合は
患者様にとにかく低姿勢で謝りますね。

当院は１５分枠なので
新患様の連続２名様は無理ですが、

再診患者様は１５分２名様は
全然問題ございません。

ここだけの話ですが
トリプルブッキングも
過去にしたことがございます。

その時は、患者様に

「先生、今日は凄く忙しいですね！」

と、言われたりもしました。

当然、「お陰様で」
とお答えいたします（微笑）

決して
ダブルブッキング、トリプルブッキングを
してしまったことに慌てないことです。

そんな時ほど施術のリコイルも
“ゆっくり目”で行います。

患者様には
術者の焦っている気持ちが

触れ合っている感覚から
伝わっております。

この焦りが治療効果の妨げに
繋がるんですよね（大汗）

ですから
何事もなかったかのように
泰然自若として行うべきです。

たとえ患者様が２名様
お待ちしている状態でも
決して慌てないことです。

もし、時間にうるさそうな患者様が
いらっしゃっていましたら
その患者様を優先させるべきです。

優しそうと思った患者様を
後にしても大抵大丈夫です。

正し、感謝の気持ちを
持って行わないと駄目ですよ！

では、ここからは実際に
ダブルブッキングしてしまった時の
お話をいたします。

だいぶ前のお話しですが
患者様を治療中に
もう一人の患者様が来院されました。

私は１５分後の患者様が
早く来たのだと思い、

「少々お待ちください。」

と、お伝えしました。

そして、前の患者様の治療を終えて、
その方の施術にとりかかろうとした時です！

「先生、私の治療時間
　間違えていますよね！」

と、診察予約券を見せてきたのです。

私は軽い気持ちで、

「ごめんなさい」

と、お伝えしたのですが
余りに軽すぎたのでしょうね…。

「もう今日の治療は結構です。」

と、おっしゃいました。

その方は、回数券購入者だったのですが
残りの金額も返してほしいとのことで、

私はさらに軽い気持ちで

「ハイハ～イ」

と、対応してしまったのです。

すると患者様は
余計、御立腹になってしまいました。

余りに明るく対応し過ぎるのも
良くないと実感いたしました。

この患者様は
とても感じが良い女性だったので
この反応には私もびっくりしました。

でも、なんだか物凄く
気持ちがすっきりしたのも事実です。

本当は

「この患者様とお会いすると
　めちゃ疲れるんだよなぁ～」

と、内心思っていたんですよ。

この出来事は相当前のことですので私自身、
この患者様が”エネルギーバンパイヤ”だと
気付けなかったんでしょうね。

その一件から、
私は患者心理の研究を物凄くいたしました。

そこで分かったのが
とても感じが良い方でも、

こちらが必要以上に気を使ってしまう方が
いるということです。

ですから、そんな患者様は
極力避けるようにいたしました。

すると、
治療がとても楽にできるようになり
以前とは疲れた方がまるで違うんですよね。

誰でも何でも、
一生懸命必死に頑張れば
良いわけではないのでしょうね。

患者様を選ぶようになってから
当院は物凄く良い患者様に
恵まれるようになりました。

ようするに、

患者様に振り回されていては
～～～～～～～～～～～～～
良い治療は出来ないと言うことです。
～～～～～～～～～～～～～～～～～

ですから治療家が患者様に
特別な意識を持つ必要はないのです。

私と合わない患者様には
決して嫌な顔や不愛想な対応はいたしませんが
ただ普通に接客すれば良いのです。

いかがでしたでしょうか。

患者様のご様子を
じっくり見ることは
本当に勉強になります。

私にとって患者様そのものが
一番の先生です。

セミナーに出て勉強しなくても
患者様を見ていれば
色々なことが分かってきます。

ですから
患者様の言葉や動き、表情
などをしっかり感じ取って

どうすることがベストなのか
考えることが大切です。

治療院にて患者様を対応することは
～～～～～～～～～～～～～～～～
“これ以上の勉強は無い”
～～～～～～～～～～～
と、私は思っています。
～～～～～～～～～～～

開業３４年目の私の正直な感想です（微笑）

ＤＲＴは
常に進歩している施術法です。

ＤＲＴを使って頂いている先生方の
更なるご発展を祈念致します。

先生がたも私と一緒に
頑張り続けましょう！

ご精読ありがとうございます。
感謝致します。

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上原　宏(上原　宏)

昭和60年　按摩マッサージ指圧師免許所得（国家免許証番号第28480号）１９８６年開業。過去の患者数のべ１３万人を超える臨床経験。治療家を目指した当初から上部頸椎カイロプラクティックをアメリカのシャーマン大学で本来なら4年かかるところを特別に半年間集中プログラムを受講することができ修了証も授与される上部頸椎治療の第一人者。

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